温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

爆問学問 ニッポン チャチャチャ

2009-03-27 19:00:20 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
風邪でダウンしたおかげで投稿が送れてしまって申し訳ないですが、今週の爆問学問は、ニッポンチャチャチャと題したスペシャルでした。
爆笑問題のニッポンの教養 | 過去放送記録 | 「爆笑問題のニッポンの教養」スペシャル:『ニッポン チャチャチャ』 | | 2009年3月24日放送分
●川勝平太(比較経済史) 
●姜尚中(政治学)
●近藤一博(ウィルス学)
●斎藤成也(人類学)
●田中克彦(社会言語学)
●山口仲美(日本語学)


内容はおもしろいとかおもしろくないとか以下のブログにも書かれている。
さて、私の感想はいくつかおもしろいところがあったというところかな。
全体には、それほどでもなかった。
面白かったのは、疲労を起こすウィルスを特定した近藤一博(ウィルス学)Bloomberg.co.jp: 日本
「慢性疲労症候群」引き起こす特殊物質、世界で初めて特定―慈恵医大
がたぶん発言したと記憶しているけど、欧米的効率的研究では革命的発見はできないということ。
欧米では、これは絶対ないなというような組み合わせは削除するような効率的なやり方。いろいろな細胞の元を作るような細胞の発見はこのようなやりかたではなく、ありえそうもないような組み合わせでも考えられるすべてを一つずつつぶしていくような地道なやり方で始めて成功したというような話だった。
これは、科学万能、合理性優先の現代のアンチテーゼとしても小気味良い発言だった。
近藤先生(確か近藤先生の発言だたと記憶しているが違ったかもしれない)は、他にも現代は宗教は科学教が蔓延している、なんでもかんでもしょうこやデータで立証を要求し、それで確からしいことがわかると皆納得してしまう。まさに宗教!
これも、非常に面白い。科学的証拠なんて所詮は確からしさが限りなく100%に近いという証明しかできない。違う可能性の0.00000001だか0.000000000001だって現実に起こりうるのが現実社規の妙だ。
そのあたりを人間の脳は微妙に判断しているような気がする。
まだまだ、科学は人間の判断を超えるとこまではいっていないし、永遠に行かないだろうと私は思っているので、これらの意見には元気をもらった。
だって、私みたいなものがいくらこのようなっことを言っても誰も賛同してくれないけど、このような権威者も同じようなことを言ってくれるのは、うれしいものです。
25歳の高校生: 爆笑問題のニッポンの教養爆問学問スペシャルは期待はずれ
http://www.toruses.com/blog/: 爆問学問
以下のサイトにはVeoh Videoで見れるこの番組のリストおよびリンクがあるようだ。
爆笑問題のニッポンの教養(爆問学問) - モヤモヤきらきら