15日午前、為替レートがみるみるうちに変わっていく様子をインターネットで見ていた。ついに為替介入したかと。
この介入、実に計画的に巧妙になされたようだ。東京市場だけでなく、それに続くロンドンとニューヨークでも、円高に戻りそうな動きが出た途端に続けて介入している。3つの市場で時間をずらして3回介入したのだ。
しかしながら、所詮、中長期的な円高トレンドを変えることはできないので、やるときはやるもんねという「姿勢」を見せることで、とりあえず85円代後半を保っているのが現状。また、為替介入はもうできないのではないかという事情もある。
このような中で、仙谷由人官房長官が記者会見で82円が防衛ラインと示唆した発言に非難が集中した。非難は至極当然であって、このような発言をするということは、何が行われているか全く理解していないことになる。極めて手段が限定されているなかで最大限の効果をあげるべく行った対策を、この発言は水泡に帰しかねない。
他にも大臣が、尖閣諸島は領土問題と表現するなど、政治家であるならば絶対にこけてはいけないところでコケテしまうのは、もはや資質に欠けるというほかはない。
行政改革は、まずは、資質に欠けたり、顔だけで何もできない政治家(無駄)をなくすことから始めてもらいたいものだ。
この介入、実に計画的に巧妙になされたようだ。東京市場だけでなく、それに続くロンドンとニューヨークでも、円高に戻りそうな動きが出た途端に続けて介入している。3つの市場で時間をずらして3回介入したのだ。
しかしながら、所詮、中長期的な円高トレンドを変えることはできないので、やるときはやるもんねという「姿勢」を見せることで、とりあえず85円代後半を保っているのが現状。また、為替介入はもうできないのではないかという事情もある。
このような中で、仙谷由人官房長官が記者会見で82円が防衛ラインと示唆した発言に非難が集中した。非難は至極当然であって、このような発言をするということは、何が行われているか全く理解していないことになる。極めて手段が限定されているなかで最大限の効果をあげるべく行った対策を、この発言は水泡に帰しかねない。
他にも大臣が、尖閣諸島は領土問題と表現するなど、政治家であるならば絶対にこけてはいけないところでコケテしまうのは、もはや資質に欠けるというほかはない。
行政改革は、まずは、資質に欠けたり、顔だけで何もできない政治家(無駄)をなくすことから始めてもらいたいものだ。