[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
「フェルマーの最終定理」(サイモン・シン著、新潮文庫)
これまで、サイモン・シンのノンフィクションは「宇宙創生」「暗号解読」と読んで、いずれもすばらしかったが、この「フェルマーの最終定理」も、数学を知らない人に数学を面白く語る希有な一冊であり、すばらしい。これまで300年もの間誰も解けなかった「フェルマーの最終定理」をワイルズが1995年に証明した。この本では、この快挙について、数学よりも人間に焦点をあてて書かれている。中学や高校で我々が習った数学は面白くなかった。それは、教えていた教師自身が「数学」を本当に知らないからなのだと思い至った。
「フェルマーの最終定理」(サイモン・シン著、新潮文庫)
これまで、サイモン・シンのノンフィクションは「宇宙創生」「暗号解読」と読んで、いずれもすばらしかったが、この「フェルマーの最終定理」も、数学を知らない人に数学を面白く語る希有な一冊であり、すばらしい。これまで300年もの間誰も解けなかった「フェルマーの最終定理」をワイルズが1995年に証明した。この本では、この快挙について、数学よりも人間に焦点をあてて書かれている。中学や高校で我々が習った数学は面白くなかった。それは、教えていた教師自身が「数学」を本当に知らないからなのだと思い至った。