このところ、インターネット回線が切れることがあってなぜかなと思っていたが、ルーターのファームウエアのアップデーターが2つあったのをみつけた。ルーターまではなかなか気がつかない。それも結構な頻度でアップデートされている。
[感想:★★★☆-:ぜひ勧めたい!]
「もっと知りたいコーヒー学 ―工学屋が探求する焙煎・抽出・粉砕・鑑定etc.」
「工学屋の見たコーヒーの世界」の著者の広瀬幸雄氏が2007年に出された書籍。一部、同書の内容とダブル部分があるが写真はこちらの方がきれいで見やすい。かなりマニアックで、コーヒーが普通に好きな文系の人には難しい内容かもしれない。ただ、コーヒーが好きな人には面白くて仕方がないはず。焙煎、抽出などについて、データを示して解説しており、このような書は他にない。焙煎した豆の電子顕微鏡写真とか、豆はどこから焼けるのか・・・。なお、稀有な書なので、在庫があるお店は限られ、古書も価格が高くなっている。
[感想:★★★☆-:ぜひ勧めたい!]
「工学屋の見たコーヒーの世界」
著者は金沢大学の名誉教授だが、以前、子供のミルク缶でコーヒー豆の焙煎機を作ったというほど、かなりのコーヒー好きである。ほどほどに工学的見地から書かれていて、好きな方には「理屈」が分かって面白い。後半は、記述がより工学的になっているが、写真の印刷が見にくいのが難点。そこらは「もっと知りたいコーヒー学 ―工学屋が探求する焙煎・抽出・粉砕・鑑定etc.」にも詳しく記載されている。ネルを外起毛にして使う理由は、ランブルの関口氏からのコーヒーの微細成分を通過させるためとの情報記載があり、納得した。書店にも古本でも在庫がなくなっている。
沖縄でコーヒー豆がとれるようになったとのことで、取り寄せてみた。
うーん。一見して、煎りムラが・・・豆の大きさにばらつきがあるし、未成熟豆、空洞豆など欠品豆がかなり目につく。選別していないんだな。
欠品豆をざっと避けてみた。
一番下の豆は、虫が食った穴が空いている。
こういう豆を通販する豆屋さんは普通いないだろう。焙煎は素人だ。
100g買っても飲める豆は100gない。
豆の品質の悪さを目立たなくするためか、「曳いた豆」がデフォルトになっている。
豆の種類自体は、さっぱり、あっさりした味になっている。というか、味もコクもないと言った方がいいかも。冷めると雑味が目立つ。曳いた時の豆の香りがかなり乏しい。
品質向上はこれからの世代の役割かも。せっかくの沖縄でのコーヒー豆なので、ちゃんと勉強、精進して、長く続いてほしいものだ。
ただし、産地として向いていないのであれば、苦労した割に・・・ということもあるかも。そもそも標高もなく寒暖の差もないのだから。
最近は、iPhone や iPad のプログラミングの書籍を見ると、従来のObjective-C でなくてSwift の解説本になってしまっている。
Objective-C でやりたい人は昔の解説本で勉強する必要がある。これは、Appleが、新しいSwift というプログラミング言語の提供を始めているためだ。Swift は、古くなったObjective-C の欠点を改修した新しいプログラミング言語だ。
プログラミング環境は、これまで同様Xcode というプロも使っているものが提供されており、強力でかつエレガントだ。これら環境は驚くべきことに全くの無料で提供されている。Appleとしては多く人がプログラミングできソフトが充実していくことを指向している。モバイル端末やパソコンもソフトがなければただの板・箱である。米国の大学では、教育に使用しているという。
Xcodeでは、昔のC も走るし、Objective-C もSwift も一緒に使える。Swift については、インタープリタであるかのように動作する環境も追加されていて、試行錯誤しやすくなっている。このボチボチ感がいい。なんとなくやってみたくなって・・・
[感想:★★★☆−:ぜひ勧めたい!]
「究極の自家焙煎術」(Kindle版)
写真や図も掲載してコーヒーの焙煎について書かれている書籍は少なく貴重だ。自家焙煎のコーヒーショップが巷に溢れている現状、この店はおかしいのではないかと思うところもあちこちある。欠陥豆がごろごろ入った豆を売る、お客さん毎に店頭で数分で焙煎して売る、お客さんにこの豆はどのくらいに煎りましょうかと聞く、どの豆も煎りが強く油でギトギト・・・そういうのは普通ありえない、少し研修を受けただけでマニュアルで焙煎している下手くそなお店なんだなと分かる。
[感想:★★★★−:ぜひ勧めたい!]
「コーヒーの鬼がゆく - 吉祥寺「もか」遺聞」(中公文庫)
「コーヒーに憑かれた男たち」の続編になる。標氏が亡くなられた翌年の平成20年(2008年)10月に出版されており、標氏の他界が大きな衝撃だったに違いない。登場するのは標氏だけではなく、これらコーヒー求道者の軌跡が見事に描かれている。
この本を読んでいた頃、ある場所で標氏が焙煎した豆を見る機会があった。その機会は予期せず突然訪れたが、今お店に並べられてもおかしくないほど美しく、感動を覚え、その豆に目が釘付けになった。8年経っても油が浮くこともなく美しいのである。ラベルには、2007.4 標交紀氏焙煎 モカとあった。標氏が倒れたのは2007年4月である。
地下鉄駅にある周辺地域の地図なのだけれど、何かおかしい。
よく見ると、北が下で南が上になっている。これで統一されている訳ではなくて駅ごとに違う。
隣の駅との方向感覚とかイメージしにくくて困る。
出口を示す略図ではなくて、ちゃんとした市街図なので、一般的な北が上で統一してほしいものだ。