蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

「ヘンダーソン夫人の贈り物」

2008年02月27日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 この映画は、史実に基づき作られたという。100分と短いためストーリーがやや単純な感じはするが、今でなければできない作品なのかもしれない。特典映像には、この劇場に当時出演していた女性達の画像が収録されている。こういう時代があったんだという感じ。ジュディ・デンチが孤独で少々お茶目なヘンダーソン夫人を演じていて、その他の俳優もいい味を出している。この監督の作品には、このあと「クィーン」などがある。

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監督:スティーヴン・フリアーズ
出演者:ジュディ・デンチ、ボブ・ホスキンス、ケリー・ライリー、ウィル・ヤング
Story:
第二次大戦下、イギリスで初のヌードレビューを開始した実在の劇場“ウィンドミル劇場”を舞台に、温かな人間模様を綴った感動ドラマ。『クィーン』のスティーヴン・フリアーズが監督、名優、ジュディ・デンチ主演作。(ヘンダーソン夫人の贈り物)

「蒼い瞳とニュアージュⅡ 千里眼の記憶」

2008年02月26日 | 書籍レビュー
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
「蒼い瞳とニュアージュⅡ 千里眼の記憶」(松岡 圭祐、角川文庫)
 松岡 圭祐の小説で、「蒼い瞳とニュアージュ 完全版」の続編。大事な場面で一ノ瀬恵梨香自身の問題が再発する。ストーリーが他の「千里眼」シリーズと絡んでくるのはこの著者独特のサービスだ。ただ、読みやすくて、通勤電車2日で読めてしまうのが残念。

「幸せのレシピ」

2008年02月24日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 ドイツの「マーサの幸せレシピ」(2001年)のリメイク。落ち着いた映画。交通事故で姉が亡くなる。その子供と、その子を引き取った妹のお話。ストーリー的には、淡々と進み結末を迎える。キャサリン・ゼタ=ジョーンズは相変わらず魅力的だ。彼女は完璧主義者でカウンセリングを受けているという設定がポイントだ。完璧すぎて結婚もしていない。そこへ妹の子供が来て、子供相手では完璧主義という訳にもいかず、変化が訪れる・・・。本家の「マーサの幸せレシピ」も観てみたいところ。

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監督:スコット・ヒックス
出演者:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン
Story:
『シカゴ』のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演によるハートウォーミングなラブロマンス。姉を事故で亡くし、姪を育てることになった高級レストランの料理長・ケイトと、陽気なシェフ・ニックの恋模様を描く。(幸せのレシピ)

「蒼い瞳とニュアージュ 完全版」

2008年02月24日 | 書籍レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
「蒼い瞳とニュアージュ 完全版」(松岡 圭祐、角川文庫)
 松岡 圭祐の 小説で、「催眠」「千里眼」「マジシャン」のいずれのシリーズにも含まれない作品。一ノ瀬恵梨香というかなり変わった臨床心理士が主人公になっている。雰 囲気は「催眠」と「千里眼」の中間、「マジシャンシリーズ」に近いかもしれない。一ノ瀬恵梨香は、「催眠」の嵯峨のような安定感も「千里眼」の岬美由紀の ような強さを持っているわけでもない。自身も心に傷を持ち、弱いにもかかわらず、自ら死に場所を探しているような妙な迫力を持つ、面白いキャラだ。他のシリーズに比べるとやや単調で浅い感じがあるが、「千里眼」ではなく「催眠」よりで今後を期待したい。

ジョキッ!といってしまった

2008年02月23日 | Weblog

 この前、床屋さんに行ったのはいつだったのか思い出せないほど髪が伸びてしまった。髪が長くなるとカールしてそこらじゅう角のようにぴょんぴょん跳ね始 め、かなりうっとうしい。寝癖ならなんとかなりそうだが、全体がカールし始めるともう無理。乾燥するとひどくなるような気がする。

 早く切ってしまいたいのだが、寒いのと、少し前にひいた風邪のおかげで今でも咳がたまにでてまだ床屋さんにも行きにくい。

 とりあえず自分であまり目立つ所を切ってみたのだが、鏡を見ながら、特に右手で頭の左側を切るのがけっこう難しい。最初は少しずつやっていたが、段々調子にのってチョキチョキがジョキッ!といってしまって・・・やっぱり床屋さんに行った方がよさそうである。


第32期棋聖戦七番勝負第4局

2008年02月20日 | Weblog
明日、第32期棋聖戦七番勝負(山下敬吾棋聖:趙治勲十段)の第4局が始まる。
第3局までは、山下棋聖の2勝1敗。趙十段がタイに持ち込むか否かで、流れが大きく変わる可能性がある一局だ。これまでは、底なし沼に引き込みあうような壮絶な戦いが繰りひろげられているが・・・第4局もただでは済みそうもない。

電球型蛍光灯

2008年02月20日 | Weblog

 電球が切れたので、スーパーに買いににったところヘンテコな電球を見つけた。
  発光管がソフトクリームのようにとぐろを巻いている。寿命が8倍、電気代が1/5だという。価格は、通常の電球が200円に対し、こちらは1200円と高価だが・・・これは「電球型蛍光灯」というものらしい。電球のソケットに差し込み点灯できる蛍光管だ。点灯するまでにわずかに時間がかかるが、高くても、寿命が長く、省エネということであれば・・・ということで試しに買ってみた。将来はこの電球型蛍光灯が主流になるようだ。

「バス停留所」

2008年02月17日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 マリリン・モンローが29歳頃の1956年の作品。バス停留所ってこんな映画だったんだという感じ。ストーリーはわりと単純。

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監督:ジョシュア・ローガン
出演者:マリリン・モンロー、ドン・マレー、アーサー・オコンネル、ベティ・フィールド
Story:
M・モンローの代表作をDVD化。ブロードウェイのスターを夢見る歌手のシェリーは、モンタナ出身の荒々しいカウボーイの猛アタックに心を乱されていき…。モンローが女優として高い評価を受けたコメディタッチのラブロマンス。(バス停留所)

「恋愛アパート」

2008年02月17日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 1951年の白黒映画。主演はウィリアム・ランディガンと ジューン・ハーバー。DVDのパッケージにマリリンの写真が印刷されているものがあるのでマリリンの映画と誤解されるが、マリリンがほんの端役でしかなく 残念。全体としてもやはり古さを感じてしまうのは仕方がない。マリリンは24歳頃か。

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監督:ジョセフ・ニューマン
出演者:ウィリアム・ランディガン、ジューン・ハーバー、フランク・フェイ、マリリン・モンロー
Story:
マリリン・モンローがセクシーなアパートの住人を演じたハートフルコメディ。帰還兵の夫が不在の間に、夫に無断でアパートを買い取って大家となったコニー。そんな彼女と住人たちがひとつ屋根の下で繰り広げる、おかしな人間模様を描く。(恋愛アパート)

「消えた天使」

2008年02月17日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 リチャード・ギアが性犯罪登録者の保護監察官を演じている。1人の監察官が1000人もの登録者 を監視するという。犯罪者から市民を守るのは自分しかいないと感じ、ものすごい責任感が彼にのしかかる。そして、その重圧に普通の生活を送れず我を失う 崖っぷちにいる。あと18日で退職という時に少女の誘拐事件が発生し・・・。さて、どこまで、作品に盛り込めたか。性犯罪登録者の登録監視システムを批判しているような場面も随所にありやや微妙。

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監督:アンドリュー・ラウ
出演者:リチャード・ギア、クレア・デインズ、アヴリル・ラヴィーン、ケイディー・ストリックランド
Story:
「インファナル・アフェア」シリーズを手掛けたアンドリュー・ラウ監督のハリウッドデビュー作。性犯罪登録者の保護監察官として働く男性が踏み入れる狂気の世界を描いたクライムサスペンス。リチャード・ギア、クレア・デインズが共演。R-15作品。(消えた天使)