上の画像は、囲碁の序盤50手頃の図。ただし、対戦しているのは、コンピュータとコンピュータである。
3日前に発売された「銀星11」とその1つ前のバージョンの「銀星10」を自動対局させたのだが、ダメ詰めをして、最後双方パスしてちゃんと終局した。以前は、何でそんなところに打つの?という「コンピュータらしい手」があったものだが、今は一見すると人が打っているのかコンピュータが打っているのか分からないだろう。どうしてこんな人間ぽい手が打てるのだろうと感心することもある、大変な進歩である。
「銀星10」(黒)対「銀星11」(白)の棋譜をサーバーにおいておいたので見ていただきたい。
実力はアマ3段クラスというが、5、6級クラスの人と対等になったといった感じだろうか。
日本棋院初段、碁会所では3段格で打っています。
銀星10には、PCに慣れないうちはよく負けましたが、慣れるにつれて負けることはなくなりました。消閑の相手としてはいいのですが、突然、発狂したような「コンピューターらしい手」を打つのに閉口しました。
原生11では、こういうことはないのでしょうか。
時間のあるときに、教えてください。
今のところ「とんでもない手」は見ませんが、最初から最後まで「人間相手として、ミスと言える手」はやはりあります。速度は速くなっているようですが、銀星10と銀11とを自動対戦させうと銀星10が勝つこともあります。ですので、全バージョンから飛躍的に強くなった訳ではないようです。