蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

「裏切りの闇で眠れ」

2008年09月30日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 最初は、話の進行がよく分からない。韓国のやくざ映画はからっと激しいが、このフランスのやくざ映画はねちっと激しい。いつ誰が裏切るか分からず、どこから銃弾が飛んでくるか分からない毎日。

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監督:フレデリック・シェンデルフェール
出演者:ブノワ・マジメル、フィリップ・コーベール、ベアトリス・ダル、オリヴィエ・マルシャル
Story:
パリの暗黒街に生きる男たちの姿をハードに描き出したフィルムノワール。闇社会の危ない仕事を引き受けているフランクは、その冷静な頭脳と非情な働きで暗黒街の帝王・クロードの信頼を得ていた。ところがある夜、クロードが逮捕され…。R-18作品。(裏切りの闇で眠れ)

ぬこのノック

2008年09月28日 | 動物

 こんなところに白ぬこくん004が。

 今日は、近所のおねえさんが、玄関脇に晩ご飯をだしてくれてますな。小鉢にキャットフードと大きな平たいお皿にミルクが入っている。やさしスなぁ。今日は白ぬこくんがご相伴にあずかっとります。

 縞ぬこくん001は、ドアをしつこくシャリシャリすることはなくなった。一瞬シャカシャカした後、離れて大人しく待っている。ぼく来たよと知らせているようで、可笑しい。
 

「ミス・ポター」

2008年09月28日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 誰もが見たことがあるであろう「ピーターラビット」の作者、ビアトリクス・ポターの半生を描いた作品。映画にでてくるのは彼女の人生のある時期だけだが、レネー・ゼルウィガーが素敵に演じている。このようにあの絵本が生まれたんだと分かり、また興味深い。

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監督:クリス・ヌーナン
出演者:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン、ビル・パターソン
Story:
「ピーターラビット」の生みの親、ビアトリクス・ポターの恋と波乱に満ちた半生を描く。ヴィクトリア朝の英国中流家庭に生まれたポターは、動物たちの絵に物語を添えて絵本を出版することを夢見ていた。そんな彼女に願ってもないチャンスが訪れる。(ミス・ポター)

「アレックス・ライダー」

2008年09月28日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 少年のスパイ・アクション映画。アクションは、月並みでどこかで見たことがあるものばかりのお子さま映画。個々のシーンはまともだが、それをつなげて作品にする力がなかった。

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監督:ジェフリー・サックス
出演者:アレックス・ペティファー、ユアン・マクレガー、ミッキー・ローク、ビル・ナイ、アリシア・シルヴァーストーン
Story:
アンソニー・ホロヴィッツの原作を映画化したスパイアクション。英国諜報機関・MI6に所属する少年、アレックス・ライダーの活躍を描く。主演はハリウッド進出も果たした17歳の英国俳優、アレックス・ペティファー。(アレックス・ライダー)

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

2008年09月27日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 冒頭、無言の映像が延々と続くカメラは力強い。罪人・偽善者となるとも一攫千金を夢見る男達。アカデミー賞にノミネート等されているのはやはりノスタルジーのよるものか?他国で同じ評価が得られるかどうかは分からない。

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監督:ポール・トーマス・アンダーソン
出演者:ダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ、ケヴィン・J.オコナー、キアラン・ハインズ
Story:
ポール・トーマス・アンダーソン監督、ダニエル・デイ=ルイス主演、アカデミー賞2部門受賞ほか、各映画賞で話題を集めた人間ドラマ。石油により一攫千金の夢を叶え、巨額の富と権力を手に入れた男の破壊的な人生を描く。(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)

ねこのシルエット

2008年09月27日 | 動物

 家路につきアパートが近くなってきて、ふと見ると・・・2階の階段の暗がりに三角の耳と丸い背中のねこのシルエットが見えた。
 朝も顔を見せてくれたし、おいたんの帰りをこんな時間から待ってくれているとは(^^;

 寒くなってきたためか、柱の影に隠れるように座ってオル。最近おいたんの姿を見つけるとスタスタスタと駆け寄って来たのだが、今日は首だけ回してニ゛ャッ、ォと声が弱々しくかすれてオル。どうしたのどうしたの?気のせいか恨めしそうな目をしてない?(^^;

 そんなところで倒れたりされると・・・しょうがないスなぁ。ドアに爪をたてたり、おしっこをかけたりしたらいかんからねと諭しマグロを奮発。腐れ縁になってしまいましたなぁ。

ねこです

2008年09月26日 | 動物

『ねこです。
 はらぺこです。
 さいきん、おいたんは、なにもくれません。
 ぼくがいることがわからないのかなと、ドアをたたいてみました。
 よなかからあさまで、ずっとたたいていたら、おいたんにしかられました。
 でも、おいたんがでてくるのをすわってずっとまってます。』

平和ぬこ

2008年09月25日 | 動物

 黒ぬこくん002が道端でのんびりしてオル。
 近づいても逃げずに道の真ん中、目の前で、こっちにコロン、あっちにパタン、こっちにパタム・・・。背中でもかゆいか?



 その後、むっくり起きあがって、こちらの足にすり寄ってくる。幾度となく繰り返される魚雷のようなスリスリ攻撃をかわす。
 向こうを向いているが本当は遊んでほしいんじゃないか。ほれ、つんつん・・・うりうり、うーりうり。大人しい平和ぬこスな。


 よく見ると黒ぬこくんの体中に白髪があるような・・・黒ネコも白髪になったりする?ネコも苦労しとるか?それに歯も悪そうで、噛んでたべることができないようだ。おじいちゃんぬこか。


やんちゃぬこにレディぬこ

2008年09月24日 | 動物

 縞ぬこ001、こちらの姿を見つけると、こんな感じで追いかけてくる。ニャニャとうるさい。小さいくせにやんちゃで喧嘩に強いようだ。これに比べると、白ぬこ004は、静かで少し離れて遠慮がちにちょこんと座ってオル。レディすな。  

 こうゆう顔でニャニャニャーニャニャニャ「おいたん、お腹空いた。何かちょーだい。この前くれたあれすごく美味しかったよ。ぼくあんなに美味しいの食べたの生まれて初めて。一つも残さず全部食べたんだ。あんまり美味しくて夢にまで見ちゃうんだ。いたずらもうしないから。ちょーらいちょーらい・・・」などと聞こえるようでは負けている。(^^;


 あれ、縞ぬこ001、白ぬこくんの食べ残しに気を取られた・・・(たぬきみたいなしっぽをしてオル)。
 ついさきっきまでそこにいた白ぬこくんは?と見回すと・・・


 いつのまにか縞ぬこ001の本拠を奪取。(^^; 白ぬこくん見かけによらずけっこう機敏かも。

こすると消えるボールペン

2008年09月23日 | グッズ

 NHKのテレビ番組で「こすると消えるボールペン」を紹介していた。今年始めに発売された新商品だ。

 ボールペンなのだが、ペンのお尻についているラバーでこすると書いた字が消えるという。近所のスーパーでも売られていた。使われているのは水性インクで、65度以上の熱をかけると色が消え透明になる。ラバーでこするというのは摩擦熱を利用する訳だ。紙が削れる訳でも、消しカスがでたりする訳ではない。ヘアドライヤーの熱風を当てると一気に字が消えていく。面白い。
 同じ原理で消えるラインマーカーというのも発売されている。こんな地味な文房具で、新製品を開発するとは脱帽である。

 なお、書いた字がなくなる訳ではなく透明になるということで、逆にマイナス20度くらいに冷却すると字が現れるという。

囲碁の戦術・作戦・戦略

2008年09月22日 | 囲碁
 囲碁における「戦術」というのは分かりやすい。石(戦闘部隊)が接触した時、味方が有力な場合は、敵の石(部隊)を分断し、個別に包囲殲滅する。味方が不利な場合は、戦闘地域から脱出するか、それが不可能なときは守備を固めその場を死守する。

 その上の「作戦」レベルは、敵軍が支配する地域に侵攻又は降下(打ち込み)するため支援部隊を展開したり、敵軍の侵攻にそなえ自軍の連絡を強化したり反撃の布陣を敷く。

 最も上位の「戦略」レベルは、19×19の地域どのように部隊を展開していくか、どのように敵軍の侵攻を迎え撃ちその地域を確保するかという侵攻・防衛計画の立案である。

 戦闘は自軍が強い地域でおこすものだし、弱い地域では守りに徹する必要がある。強いか弱いかは、部隊(石)の数や周囲の部隊の支援が得られるかどうかによる。「厚みに近寄るな」という格言があるが、トーチカでがガチガチに固められた敵の軍団の堅陣に1部隊が接近するなど想像しただけでも無謀だろう。「石」を「部隊」と見てみると「勢力」をより実感しやすく面白いかもしれない。

 定石を覚えるというのもいいがそれは「戦術級」。囲碁には「戦略級」「作戦級」の感覚がより重要な感じがする。

ウォー・ゲーム

2008年09月22日 | 囲碁
 最近はあまり見かけないが、私がすきなゲームのジャンルに「ウォー・ゲーム」がある。
 要するに戦争シミュレーションゲームで、歴史上の実際の戦闘(戦争)を一方の国を担当して再現するゲームだ。アクション性はなく、地図の上に展開する軍隊を交互に動かして、例えばあの時こうしていればどうなるかなどをシミュレーションする・・・つまり机上の軍事演習に近いイメージのものだ。
 以前は、アバロンヒル社などのボードを見かけたが、戦闘結果の計算、索敵等、コンピュータゲームに適しており、移植されたゲームでプレイしたものだ。今は、こういう単純でしぶいウォー・ゲームが少なくなってしまったのは残念だ。

 ウォー・ゲームは、シミュレーション単位の大きさから「戦略級」「作戦級」「戦術級」の3種に分類される。
 「戦略級」は、この国に先に攻め込んだら、この国と同名を結んでいたら、参戦するのが半年早かったら・・・など、かなり大きい戦略を試すものだ。戦闘機・戦車・空母など個々の細かいユニットはなく、例えば師団・軍団レベルで動かしていく。
 「作戦級」は、ユニットがもう少し細かい大隊・連隊で、ある国の中での侵略戦・防衛戦を行う。
 「戦術級」は、一番細かく、1人から中隊レベルでユニットを動かし、町や岡、橋等の奪取を争う。テレビ番組「コンバット」の戦闘、又はもう少し広いノルマンディ上陸戦等のイメージだ。砲兵、対戦車砲、戦車、輸送トラックなど細かいユニットを動かすことができるのが魅力である。

 「将棋」や「チェス」は、最も単純化された戦術級ウォー・ゲームだろう。そして「囲碁」は、「戦略級」「作戦級」「戦術級」それぞれの要素を楽しむことができる特異なウォー・ゲームと言えるかもしれない。

「それでも生きる子供たちへ」

2008年09月22日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 7組の監督による7つの話から構成されていて、テーマは明快だが限りなく重い。最初は救いが無く憂鬱になったが、最後のジョン・ウー監督ので訳の「桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)」がいい。

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監督:ジョン・ウー、スパイク・リー、ジョーダン・スコット、リドリー・スコット、カティア・ルンド、エミール・クストリッツア、ステファノ・ヴィネルッソ、メディ・カレフ
出演者:
Story:
世界中の子供たちの窮地を救うため、『M:I-2』のジョン・ウーほか、7つの国の巨匠が集結。両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、7ヵ国の子供たちが抱える厳しい現実をドラマチックに描いた感動作。PG-12作品。(それでも生きる子供たちへ)

「エディット・ピアフ 愛の讃歌」

2008年09月22日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 エディット・ピアフの生涯を描いた映画だが、人の生涯が140分に収まる訳がない。エディット・ピアフを知らない人には何のことか分からないだろう。愛する人を失ったときのことも単なる1つのエピソードになってしまっている。

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監督:オリヴィエ・ダアン
出演者:マリオン・コティヤール、シルヴィ・テステュー、パスカル・グレゴリー、エマニュエル・セニエ、ジェラール・ドパルデュー
Story:
「愛の讃歌」をはじめ多くの名曲を残した伝説の歌姫、エディット・ピアフの波乱に満ちた生涯を描いた伝記ドラマ。『プロヴァンスの贈りもの』などに主演する注目のフランス人女優、マリオン・コティヤールがピアフを演じる。(エディット・ピアフ 愛の讃歌)