蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

布石の変化(割り打ち)

2011年01月31日 | 囲碁
以前は、下の図のように、白が右辺を「割り打ち」するのをよく見かけたものだが、最近、割り打ちは少なくなって、右上に直接カカルのが多くなりましたねと解説されるのをよく聞く。何故かな?と思っていたが・・・・


どうも、イ・チャンホが序盤でいきなり以下のように打ち始めたのが原因のよう。14が絶好点になるという。当然と思われる「割打ち」後から手を開発しようとする工夫は凄い。


カカルと挟まれるのが嫌で割り打ちが採用されていたのだが、今はカカッて挟ませた後、変化する工夫がみられるようだ。

棋聖戦

2011年01月27日 | 囲碁
 ちょうど今日、囲碁の棋聖戦が行われていた。それも、棋聖戦女流棋聖戦の2つだ。

 棋聖戦では、張棋聖と井山名人が七番勝負を戦っている。第2局が終わり1勝1敗のタイになった。DVD録画しておいたBS2の大盤解説を観ると、序盤はなかなか手が進まないので、解説者がいろいろな変化パターンについて解説してくれる。ここらが早碁と違って面白い。しかし、中盤以降は何がどうなっているのかとても難解。第3局めは2月2日。

 女流棋聖戦では、謝女流棋聖と梅沢由香里五段が三番勝負を戦っており、今日、第1局が終わって謝女流棋聖が1勝をあげた。第2局めは2月16日で、梅沢由香里五段の出産近くになるのではと。

 いずれも全局フルでの対戦を観たいものだ。

清酒酵母でのパン焼き3

2011年01月22日 | 

 あと30分。もうひと頑張り!

 最終的に85%の膨らみか。最初の酵母達が少し足りなかったみたい。

 酵母は糖分で活動するので、オレンジジュースでも、リンゴジュースでも甘い物に入れるとアルコール発酵して増えることになる。

「コンピュータVSプロ棋士―名人に勝つ日はいつか」 (PHP新書)

2011年01月22日 | 書籍レビュー
[感想:★★★--:面白い]
「コンピュータVSプロ棋士―名人に勝つ日はいつか」 (PHP新書)
 昨年10月11日、正式な対局で将棋のプロが初めてコンピュータに敗れた。この本は、その対局がどのようなものであったのか簡単に解説している。それによると、コンピュータは対戦相手の清水女流王将に最適化され相当の自信を持って挑んだもののようである。どのような戦略をもって対戦するのかはコンピュータが判断するのではなく、カスタマイズした人間が与えるのである。清水女流王将も十分にコンピュータを研究しつくした上での対戦であった。それらがどのような着手に現れたのかが興味深い。


酒粕酵母種起こし

2011年01月21日 | 

 酒粕数切れに、水100mlと砂糖15gを加え、ホームベーカリーの種起こしモードで2日目、活発に泡が出て酵母が活動を始めた。サイダーのようにブクブクもある。清酒酵母だ。これでパンを焼いてみたい。

永谷園のインチキ味噌汁

2011年01月17日 | Weblog

 久しぶりにひどいモノに出会った。
 永谷園の「1杯でしじみ70個分のちから」という味噌汁である。

 製品の袋には「しじみ」「しじみ70個分」と書いてあるが、入っているのはしじみではなく「大豆を発酵させてつくったオルニチン」である。よく見ると「大豆発酵オルニチン」と書かれているが、「しじみ」の文字をでかくして消費者が間違えて手を出すようにデザインされている。

 で、味がよければまあいいかと思うが、これがひどくマズイのである。とてもシジミの味ではない。出来の悪い人工甘味料の固まりである。そもそも「1杯でしじみ70個分」など馬鹿ではないか。早々に丸ごとゴミ箱に投げ込んだ。

 それにしてもこんなモノを商品として売り出すとは、永谷園も落ちたものである。というか、元々がインチキお茶漬けで売れた会社だったかと考えると、納得ではあるが。