蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

名人伝

2013年12月29日 | Weblog

中島敦の小説に、鍛錬によって弓を使わずに飛ぶ鳥をおとすことができるようになった弓の名人の話「名人伝」があったが、私もこのところ、海上自衛隊東京音楽隊 三宅由佳莉 3等海曹の「祈り~A PRAYER」アルバムをリピートして聴いていて、iPhone(ミュージックプレイヤー)が無くても、頭の中でこのアルバムの曲が流れるようになった(^^; 「トゥモ~ロゥトゥモ~ロゥ、明日は元気・・・」


パカパカ

2013年12月28日 | Weblog

JR駅前で、靴のソールが2/3ほど剥がれていることに気が付いた。1年前に完全に剥がれて自己流で接着してあったものだ。雪の中を歩くのでやっぱり強度的に無理。街中でメリッっと全部剥がれたら悲惨だ。最短距離でデパートの靴売り場へ。右足はすり足気味。靴が剥がれたんですかぁと店員さんにはバレていた。


竹取物語

2013年12月25日 | Weblog

子供の頃読んだのと、大人になって読んだのでは、気が付くことも感じることも違って当然である。

「竹取物語」って、竹から現れて育った姫が、月に帰っていく物語・・・って・・・全然、子供の頃は、本質に気付いていない。だいたい何で、月に帰らなければいけないのかなんて考えたりしない。

竹取物語をちゃんと読むと、最後にかぐや姫を迎えに来た王とおぼしき人が、おじいさんに、こう言っているのですね。「かぐや姫は、罪をつくり給へければ、かくいやしきおのれがもとに、しばしおはしつるなり。」つまり、かぐや姫は、月の都で「罪」をおかしたので、身分の低いお前のところにしばしいらっしゃったのだと。月の世界の身分の高い姫が、不浄なこの世界に飛ばされるほどのどんな罪を犯したんだ? ってだんだん気になりません? (^^) これが分からないと月に帰る理由にもたどりつかない。

ただし、竹取物語の作者は書いていないし、いくつかの解釈がある。それをネットで検索したりするのはつまらない。


ばんぺいゆ2

2013年12月23日 | 

あんまり気になったので、今日、再びスーパーへ(^^;

1750グラム、柑橘系の香りがする。皮も砂糖漬けとかにできるそう。
「露地物は1月中旬頃から出荷されるが、お歳暮の時期に間に合うようハウスものは12月上旬あたりから出荷される。」という。

相当、日持ちするようなので、しばらく部屋に置いておこうかと。

因に、ばんぺいゆは、熊本県八代市の特産で、八代と熊本空港を結ぶバスが「すーぱーばんぺいゆ号」というらしい。

 


流行語

2013年12月22日 | Weblog

流行語大賞って、マスメディアが使った語ではなくて、一般大衆に使われた語であってほしいなと。「倍返し」はTBSがドラマの宣伝で意図的に垂れ流したものだし。「お・も・て・な・し」も、使われたのは9月だが、今使うのは相当恥ずかしい。


おぼろづき

2013年12月21日 | 

最近、東京でも北海道のお米がよくスーパーに並ぶようになった。それも、「あきたこまち」や「コシヒカリ」より高く、「こしひかり」と同じである。
銘柄は「ゆめぴりか」、「おぼろづき」、「ふっくりんこ」などがでているが、個人的には「おぼろづき」。炊き方が少し難しく、産地によって差があるが、最初食べた時は、今までのお米とあまりに違い、驚いたものだ。
道産米は、まずいというイメージはもはやない。


久しぶりのカレー

2013年12月21日 | 

久しぶりのカレーといっても、外ではしょっちゅう食べているので、作る方。
一度作ると鍋一杯分できてしまう。
カレーの主材料はタマネギとトマトで、それにスパイスと、気分でチキン・豆・野菜いろいろが加わる。
今日は、あまりに作るのが久しぶりだったので、途中でトマトとヨーグルトがないのに気づいた。トマトを忘れるとは・・・トマトは、たまたま残っていたホールトマトの缶詰を使って、ヨーグルトはパス。


ケンケン

2013年12月13日 | Weblog

今日、地下鉄駅でのこと。

電車からホームに降りた人の中に、捻挫でもしたか、両手で松葉杖を使う高校生の男の子が、階段に向かっていた。

階段を降りるのは大変だろうなと見ていたら・・・ケンケンケンと、元気な方の足のケンケンで一階まで降りていった。(^^; 若者は元気だなと。


「祈り~未来への歌声」 (海上自衛隊東京音楽隊、三宅由佳莉3等海曹)

2013年12月07日 | Weblog

[感想:★★★★★:何度でも聴いてみたい!]
「祈り~未来への歌声」 (海上自衛隊東京音楽隊、三宅由佳莉3等海曹)
 少し聴いただけで耳から離れなくなる曲というのは、そうあるものではない。今まで、いきものがかりの「YELL」、河合奈保子の「ハーフムーン・セレナーデ」とかがそうだった。

 で、昨日のNHKニュース9で紹介された海上自衛隊東京音楽隊 三宅由佳莉 3等海曹の「祈り~A PRAYER」には思わず引き込まれた。単に声が美しいだけでなく、ものすごい力・想いを感じたのだ。もともと音楽隊は楽器演奏だけだったため、数年前に歌唱担当の隊員として採用されたという。この歌は、震災被災地の子供達に向けて作られた。海上自衛官の中でたった一人の歌唱担当として、自身の任務・使命として持てる力を尽くして歌われている気がする。
 ニュース9でもキャスターが話をしていたが、練習でも心を込めて倒れてしまうのではないかというほどの熱唱ぶりで驚いたという。YouTubeの動画を観ると、CDよりも、人を前にした時の歌への心の込め方というか、想いがさらに増幅されるように感じる。

 さっそく このアルバムを iTunesStoreから購入、iPhoneにダウンロードして、公園を歩きながら聴いていた。どの曲もすばらしい。3局目の「高千穂」も気に入っている。しかし何より「アメイジング・グレイス」この曲をよくも探して、最後から2番目に置いたなと。10曲聴いた上でこの曲を聴いていただきたい。この曲だけは、被災地の方のためだけではなく、三宅3等海曹がこのCDを作るにあたり葛藤し(震災で心に傷を負った人達に辛い気持ちを思い起こさせるのではないかと不安になり、練習でも一時「祈り」を歌えなくなったという)、それを乗り越えた気持ちもこもっているように思われる。

 私も別の「任務」を背負う人間であり(勿論、自衛官ではないが)、共感と、また、久しぶりに、歌の力を再認識した思いである。