蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

やっぱりいた

2008年07月31日 | 動物

 やっぱり、今日の朝もいた。お気に入りの場所になったようだ。

 で、今日の夜も、先ほど、開けなはしていたドアの前を悠々と横切って行き、定位置に座った。
 毎日来ると、おやつをあげたくなりますなぁ。お近づきになりたくなりますなぁ。

読破「深紅」

2008年07月30日 | 書籍レビュー

 野沢尚の「深紅」を読み終えた。最後まですごい小説だった。1章の家族に何かあったと知らされて病院へ向かう少女の気持ちの描写の見事さ。2章の殺人を行うに至った男の上申書の迫力。そして、3章以降、家族を殺され残った女の子が正体を隠し、殺人者の子供との汚名を背負った女の子に接近する・・・心の中で「お前が知っている事件の全貌を話してみろ。上申書にも書かれていない事実が、お前の口から語られるのなら、しっかり聞いてやる。」と・・・そしてその心の奥底に見たものは・・・実に見事な小説だと思う。

 さて、次の一冊は、野沢尚の「烈火の月」にするか、J.P.ホーガンの「揺籃の星」「黎明の星」にするか。

今朝も

2008年07月30日 | 動物

今朝もドアを開けると、すぐそこに、ぬこ001が寝そべっていた。今夜は気温が低いためかまだ姿を見かけない。
つい先ほど暗がりの中で、黒ぬこ002とすれ違った。猫の散歩道・巡回ルートになっているようだ。

リバーサルフィルム

2008年07月29日 | Weblog

 久しぶりにじっくり写真を撮ろうと思ってリバーサルフィルムを購入した。しかし、デジカメの普及が進みフィルムは激変していた。
 本格的なデジタル一眼レフへの移行は、アマチュアよりプロの方が速かった。現像がいらず、すぐに結果を確認できるのだから当然のことだろう。リバーサルフィルムも影響を受け、今やフジとコダックしかなく、種類も激減した。感度は200が最高。コダックは、エクタクロームと一般向けのエリートクロームだけ。フジは粒子が細かく、コダックはダイナミックレンジが広いという・・・室内撮影になるので、選択肢は少なく、エクタクローム E200になった。

気迫、ヒカルの碁

2008年07月28日 | 囲碁

 「ヒカルの碁」で緒方精次プロが言う、「碁は技術だけではない。僅かしかない技術の差の間で精神面が、気迫が大きく関係して勝負が決まる。」
 囲碁は、定石のパズルではないし、石がぶつかった時逃げたり無難な道を選ぶのは、自分の座布団を相手に差し出すようなものだ。「震えている」ことを相手に知られることが平気では「勝負」はできない。

基本定石事典

2008年07月28日 | 囲碁

 「基本定石事典(上巻、下巻)」(石田芳夫著、日本棋院)
 書棚にあるのは、昭和50年出版の初版本だ。購入したのは、実に35年前。この新版が10月に発刊されるという。著者は高尾秀紳とのこと。最近、特に囲碁は進化しているところ、どのような内容になるか楽しみだ。

 で、「基本布石事典」の方だが、新版が少し早く8月1日に発刊されるという。こちらは依田紀基著。「基本手筋事典」も山下敬吾が執筆中という。

「母べえ」

2008年07月26日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
 「かあべえ」と読む。山田洋次監督の2008年公開の作品。この映画を観て、しょこたん大号泣したという。お父さんがいなくなってしまうお話だからね。母べえの最期の言葉に、母べえが気丈に生きつつも、心の奥に秘めていた悲しさ、無念さ、辛さ、孤独が一気に溢れる。なお、その際の照美役の演技がやや過剰で、ここで盛り上げようとする作製側の意図が見えてしまうのはいやらしく残念である。原作は、黒澤明映画のスクリプターとして知られている野上照代の小説「父へのレクイエム」(後に「母べえ」と改題)で、実際は父べえは8か月ほど拘束されたものの転向して釈放され、母べえより長生きしたという。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:山田洋次
出演者:吉永小百合、浅野忠信、檀れい、志田未来
Story:
『武士の一分』の山田洋次監督が吉永小百合を主演に迎えて描く感動ドラマ。昭和15年の東京。佳代は愛する夫とふたりの娘と共に貧しいながらも幸せな毎日を営んでいたが、夫が反戦を唱え逮捕されたことをきっかけに一家の暮らしは豹変してしまう。(母べえ)

「深紅」(講談社文庫)

2008年07月22日 | 書籍レビュー
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
「深紅」 (野沢 尚著、講談社文庫)
 すごい、すごすぎる。この著者の筆力は何なのだろう。読み進むと、心臓の鼓動は速くなり、行を追う目線は驚きのあまりふらつく。これに比べるとそこらの作家の小説は子供の作文とさえ感じる。書き進められる文章に圧倒され、恐ろしいほどだ。まだ全てを読み終えていないが、途中でブログに書き込んだことはこれまでなかったはずだ。

『父と母、幼い二人の弟の遺体は顔を砕かれていた。秋葉家を襲った一家惨殺事件。修学旅行でひとり生き残った奏子は、癒しがたい傷を負ったまま大学生に成長する。父に恨みを抱きハンマーを振るった加害者にも同じ年の娘がいたことを知る。正体を隠し、奏子は彼女に会うが!?吉川英治文学新人賞受賞の衝撃作。』

麺・旭川ラーメン

2008年07月22日 | 

 旭川ラーメンの麺を田舎から持ってきた。
 左は、旭川製麺の業務用麺、右が藤原製麺の生ラーメン。どちらも旭川ではよく見る製麺会社だ。業務用麺と家庭用生ラーメンで違いがあるのか分からないが、比べてみると両社の麺の成分に違いが見つかった。これが固さの秘密か?個人的には旭川製麺の固い麺が好みだ。

「兄嫁は19歳」

2008年07月21日 | 音楽・映画レビュー
 たまたま見た韓国ドラマだが設定がすごい。
 ある企業の御曹司と女優との間に女の子ができる。結婚は許されず、御曹司の父親が莫大な金を手切金として女優に渡す。女優は金を受け取る気はないのだが、知人がその金を盗み、体調を崩していた女優は死んでしまう。遺産をネコババした知人は、残された女の子を列車に乗せ捨てる。
 一方、御曹司は交通事故で意識が無く寝たきりになる。3年後、御曹司は意識を回復するが、過去の記憶を失っており・・・。そこへ御曹司の父親が倒れ、女の子を捜すよう言い残す・・・とここまでが第一回だ。
 主演女優の演技がわざとらしく下手くそだし、良くできたドラマという感じはしないが、お約束の「交通事故」「記憶喪失」「出生の秘密」の一気のてんこ盛り、大サービスすぐる。(^^;あと「不治の病」が出てきたら爆笑である。(「兄嫁は19歳」

冷えたビール

2008年07月21日 | Weblog

 暑いスなぁ。
 兵庫では38度とか・・・完全に体温を超えている。
 最近軽いものばかり出ているので、重厚なビールを飲みたくなってしまう。
 酒屋さんには、量販店と違って、ちゃんと冷えたビールがあるのが嬉しい。