そろって現れてお昼。ササミの水煮もヒット。歯が悪いブッチも食べられるみたい。ブッチは小食なので、残すとぬーこが平らげる。たまに、ブッチが食べているものをぬーこが頭をグリグリと割り込んで食べることがあるが、ブッチはぬーこに譲ってしまう。
朝のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」が9月30日(月)から「あまちゃん」に代わって始まるという。
で、既に宣伝合戦が始まっている。今日は、ドラマのメイキング裏話をけっこうな時間をかけてやっていた。担当スタッフは、看板とかこんなに気を使って作成しているんだぞとか、料理作りをこんな風に特訓しているんだぞとか、主人公が走るシーンは、スタッフがこんな風に苦労して撮っているんだぞとか・・・ドラマが始まってもいないのに、よくもまあといった感じである。そんなもの視聴者に見せるものか?
NHK BSプレミアムでは、「輝く女」という番組で、「ごちそうさん」の主演女優の杏の魅力と素顔に迫るという。9月25日(水)と10月2日(水)に前編と後編に分けて、計90分もかける力の入れようである。でも、NHKが主役に抜擢しておいて「輝く女」って何? 要するに「ごちそうさん」の宣伝ではないかと。
そういえばNHKの「あさいち」という番組でも、「あまちゃん」の出演者を次から次へとゲストで呼んで出演させていた。これから「ごちそうさん」の出演者もゲストで呼んでドラマの宣伝をやるのではないか。
つまり、いずれもNHKの他の番組の枠を使って、朝のNHK連続テレビ小説の宣伝をやっている訳だ。でもここまでくると、単純な宣伝を超えて、メディアの力でもって視聴者の意識を特定の方向に指向・操作しようとしているように思われてならない。何とも、いやらしいというか気持ちが悪く、興ざめである。民放ならいざしらずNHKがこんなことでいいのか。観る前から「ごちそうさん」といった感じではある。
ビクビクしていたブッチもデレデレになっている。安心したみたいで部屋の中を自由に探検している。この前、炬燵をじっと見ていたのだが、今日は、ぬーことブッチがそろって炬燵の下へ潜り込もうとする。ぬこは狭いところが好きだなと。
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「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」 |
(加藤陽子 著)朝日出版社 | |
大学の先生による、高校生への戦争史の講義である。 普通、中学・高校の歴史の授業は、教科書をなぞっているだけでつまらない。中学・高校の歴史の先生は、「教科書を用いて歴史を教える人」でしかない。要するに、専門的な知識を有している訳ではなく、歴史を解説する能力がない。授業が面白くなくて当然である。 さて、大学の先生ならどのように教えるのだろうか。本著作は、小林秀雄賞を受賞。高校生には難しい部分もあろうが、それでも面白い。 |