蘊蓄cafe

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オリオン座

2007年11月14日 | 星・星座

 夜、自宅への帰り道、空を見上げて、今日は星が綺麗だなと思った。
 この時期、けっこう明るい星が多く、これは何座の星だということが分かればきっと面白いはずだ。

 で、最初に目に付くのは、鼓の形をしたオリオン座だろう。実に壮大で、美しい星座だ。真ん中の三つ星がオリオンの帯で、上の二つが肩、下の二つが足になる。右手で(向かって左上)棍棒を振り上げ、突き上げられた左手(向かって右上)にはライオンの毛皮がかけられている。

 さて、オリオン座の左上の星(ベテルギウス)から、さらに少し左上に目を移すと、今は赤っぽい明るい星が輝いている。これは惑星の「火星」だ。そして、火星のさらに左上に、行儀良く2つの明るい星が並び、火星と長めの三角形をなしているのが容易に見つかるだろう。これが、「ふたご座」の上から「カストル」と「ボルックス」だ。

 あと、もう一つ、オリオン座の左下の星から、左下少し離れたところに、とても明るく輝く白い星に気が付くはずだ。とにかく、見上げて一番明るい星がそうだ。これが、「おおいぬ座」の「シリウス」だ。シリウスは、犬の口にあたる。そう言えば、ハリーポッターにでてくる、おじさんのシリウス・ブラックは、大きな犬に変身するのでしたね!よく出来てる小説だ(^^)。

 次は少々難しいが、ふたご座のボルックスと、おおいぬ座の中間辺り、オリオン座の左上の星(ベテルギウス)から左に目を移した辺りにも明るい星があるはずだ。これが「こいぬ座」の「プロキオン」である。

 そして、シリウス、プロキオン、ベテルギウスを結んだのが「冬の大三角形」という。
 これで、あっという間に、オリオン座、ふたご座、おおいぬ座、こいぬ座、冬の大三角形の位置を覚えてしまった。


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