公有地の拡大と…土地開発公社の役割…

2010年09月10日 | Weblog



       ◎地方公共団体に代わって、公共事業用の土地を先行取得するための…市の出資外郭団体の土地開発公社…

       
       横浜市の土地開発公社が2013年度に廃止される方針である…との記事が神奈川新聞に掲載をされていました。


       地価が上昇する中で…市に代わって民間金融機関からの借り入れをして…


       公共事業用地を機動的、計画的に先行取得…そして必要な時に買い戻す役割を担ってきた公社機能。





       横浜市の公社の全保有地簿価と時価の差は…マイナス719億円…


       公用地の拡大自体も高度経済成長期に比べてニーズが低下していること等から…役割の見直しがされています。


       県内では、松田町が既に公社が廃止をされ…三浦市も手続き進行中…厚木市も検討がされているようです。







       新しい公共が推進される中で…藤沢市の土地開発公社については、公社経営健全化計画に基づいて順調に経営改善


       がされていて…今後の新総合計画に基づく“まちづくり”政策の円滑推進の為に重要な位置づけとされ…


       現在のところ…藤沢市の土地開発公社の廃止は検討されていないとのことです。


       今後も…公有地の拡大については…時代に適した、様々な観点からの…健全経営が求められます。