“中学校における昼食のあり方検討”のモデル実施校への視察

2012年07月03日 | Weblog
◎スクールランチをモデル的に実施している矢向中学校への視察を行いました。



スクールランチは、給食のない中学校で希望する生徒に外部委託した民間業者が昼食を届けるデリバリ‐スタイル。

教育委員会が栄養バランスを確認・推奨するものを基本として希望者に有償で提供されます。

今回は、公明党が推進する、中学校におけるスクールランチの実現に向けて行われる「あり方検討」の一環として、6校でモデル実施がされることになりました。



視察にお伺いしたのは、鶴見区の矢向中学校で6月25日~7月13日までモデル実施されています。

配達されている昼食は、1食350円と400円の種類で、希望する生徒はメニューを参考にして食券を前日に購入して、当日の昼休みに注文した弁当を受け取ることになります。

お弁当は、加熱カートで温められているものを受け取るので、温かいお弁当を食べることができ、“おいしい”との声も寄せられていました。

また、部活の朝練などの時は購入していて、“おかあさんも喜んでいる”との声もありました。



矢向中学校の生徒数は、586人で、注文数は20食ほどで、大半の生徒さんはお弁当を持参しています。

昼食時間は11時55分から12時10分で昼休みは12時30分迄。給食スタイルとなると、配食等の時間もこの時間内では困難な時間割です。

業者によっては、インターネットでメニューを確認し申込みができたり、電話、FAXで注文を受けたりすることの可能なスタイルもあります。

今回、試食をさせていただきましたが、味とバランス、そして量も満足できるものではないかと感じました。

今後、モデル実施の結果などを踏まえ、生徒や保護者、学校関係者の意向も踏まえて導入への検討がおこなわれていくことになります。