創造性あふれる横浜を目指して 「ナショナルアートパーク構想」&「クリエイティブシティ・ヨコハマ」

2013年07月12日 | Weblog
ナショナルアートパーク構想とは、横浜の都心臨海部をより市民に親しまれる場とするとともに、開港都市としての歴史や文化等の資源を生かしながら、文化芸術活動の積極的な誘導により新しい産業の育成や観光資源を発掘し、まちの魅力を高め、都市の活性化、横浜経済の発展を図る構想です。



文化芸術は、市民生活を充実させるばかりでなく、都市の活性化(観光、集客、新産業)そして横浜市の国際的な競争力にとっても大きな効果をもたらすものであり、今後の横浜市の重要な政策です。

『文化芸術』の分野にもっとも顕著に表れる人間の『創造力』が、身の周りにある不安や困難そして資源や環境、平和や共存などグローバルな課題に立ち向かう力となります。

これは平成18年1月にナショナルアートパーク構想推進委員会から提出された「ナショナルアートパーク構想」 提言書の冒頭です。

また、横浜の新しい都市づくりは、市民の生活の質を高めること、また横浜の価値を高めることであると考え、それを実現する『創造力』は、横浜そして日本の新しい時代を切り開いていく力になるという発想のもと、横浜の可能性を示したものが『文化芸術創造都市構想-クリエイティブシティ・ヨコハマ-』です。

この構想は、『創造力』がもたらしてくれる果実は、見失われてきた人間性や人と人との信頼関係の回復にあり、その力を有効に活用し、市民が都市文化を再興し世界に誇れる横浜を再構築するための目標や方針を示したものです。

と続きます。



「創造都市横浜のこれまでとこれからPART2」とのテーマのもと5月16日~開講した「Bank ART school」に参加してきました。全8回の日程でしたが、日程の調整がつかずに全て出席といきませんでしたが、他都市に先駆けて取り組んできた横浜の「創造都市」は、

文化芸術・経済振興と横浜らしい魅力的な都市空間形成というソフトとハードの施策を融合させたユニークな都市ビジョンとして位置づけられます。

こうした横浜の創造都市が育ってきた土壌の歴史等、今回、多くを学ぶ機会となりました。



まちの魅力を高め、都市の活性化・横浜経済の発展を図り、市民が豊かな都市文化を構築し享受する。また世界に発信できる地域として重点的に整備を進める。

今、改めてこうした、確固としたビジョンと長期に亘る継続的な骨太の計画と柔軟で機動力のある体制が必要なのではないかと考えています。


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