市民がつなげる 花と人の輪 「よこはま花と緑のスプリングフェア2014」の開催

2014年04月12日 | Weblog
昨日から横浜公園と山下公園で、第36回「よこはま花と緑のスプリングフェア2014」が開催されています。



例年のこのイベントは、緑化活動普及を目的にしたイベントで、会期中は横浜公園で「チューリップまつり」、山下公園で「花壇展」をそれぞれ実施。

市庁舎横の横浜公園の「チューリップまつり」では、16万本69品種のチューリップを鑑賞することができます。色あざやかな中にも、チューリップと言ってもたくさんの種類のチューリップがあることに驚かされます。

また、市民参加型のチューリップの花びらを用いた花絵づくりや、昨日は、華道家 假屋崎 省吾氏による生け花パフォーマンス等も行われました。



山下公園の「花壇展」では、市内の造園業者が手がける21区画の花壇を展示し、市民投票で市民賞を決定する「花壇コンクール」を開催。そのほか、季節の花苗を販売する「花と緑の園芸店」、庭木・庭園の相談コーナーも設置されています。



今日は、横浜ススタジアムでは、ベイスターズVSスワローズのデイゲームお開催をされていて一層賑やかさを増していました。

この横浜公園は、横浜の中では山手公園についで2番目に古い公園で、現在の市庁舎隣にあり、横浜という都市の発展と共に歩んできた公園です。在留外国人の生活環境改善を求めた条約に基づき、遊郭の跡地に整備が行われ、明治9年に開園、一般の人々にも開放されたため当時は「彼我(ひが)公園」といわれていました。

明治42年には、公園全域が横浜市の管轄となり、大震災と戦後の接収時代を経て、昭和27年の解除後は当時の平沼市長が命名した公園内の平和球場で高校、大学、ノンプロの野球試合が数多く行われました。

昭和53年に横浜スタジアムが建設されたのを機に、園内の老朽化した諸施設を改築、日本庭園風の池と流れ、噴水や多目的広場などが整備されています。

横浜スタジアムの前進の横浜公園球場(その後、平和球場)は、明治29年、園内の球技場で記念すべき日本初の国際野球試合が行われた球場で、昭和9年には、米大リーグオールスターチームのベーブ・ルースやルー・ゲーリックら14人の選手が、豪華客船「エム・ジャパン」号に乗って横浜港へ。試合も行われています。



こうした市民の皆さんとともに取り組む、イベント。大切な横浜の財産の一つに思います。

<横浜公園会場> チューリップまつり
4月11日(金)~13日(日)

<山下公園会場> 花 壇 展
4月11日(金)~5月6日


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