高齢社会を支える…成年後見制度を…身近な仕組みに

2010年09月30日 | Weblog
                      
                                 語る会で…


           ◎成年後見制度は,大きく分けると,法定後見制度と任意後見制度の2つがあります。

  
           家族からの申し立てを受けて、家庭裁判所が後見人を選任するのが…法定後見

   
           判断能力があるうちに…自分で選ぶのが…任意後見
 

           また,法定後見制度は,「後見」「保佐」「補助」の3つに分かれており,判断能力


           の程度など本人の事情に応じて制度を選べるようになっています。
 

           法定後見制度においては,家庭裁判所によって選ばれた成年後見人・保佐人・補助人が…


           本人の利益を考えながら,本人を代理して契約などの法律行為をしたり…本人が自分で法律行為をするときに…

           同意を与えたり,本人が同意を得ないでした不利益な法律行を後から取り消したりすることによって,


           本人を保護・支援します。



                         

                          (江の島北緑地広場から旭日)


           現在…認知症の高齢者らの財産管理などを手助けする事の多くなってきている…この成年後見制度…


           推計200万人とされる国内の認知症高齢者に対して…利用件数は…約17万人に留まって…


           必要な人に支援が届いていないとの指摘もあり…普及の為の新たな仕組みが求められています。


           後見人に選ばれるのは…約6割が子ども等の親族…それ以外は、司法書士や弁護士等の第3者です…


           厚生労働省は…後見人の担い手を増やすため…子どものいない単身高齢者らを…地域住民が…


           市民後見人として、支える仕組みが提案され…来年度予算の概算要求に盛り込んでもいるようです。


           今後…行政がどのように…バックアップするか…大きな課題となります。


           

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