都市鉄道利便増進事業 相鉄・JR直通線

2012年04月02日 | Weblog
                          ◎神奈川東部方面線の相鉄・JR直通事業の羽沢(仮称)の鉄道工事の進捗を視察しました。

                          

                          相鉄・JR直通線の計画は、神奈川東部方面線の機能(横浜市西部~東京都心直結)の一部として、

                          相模鉄道本線西谷駅から、東日本旅客鉄道東海道貨物線横浜羽沢駅(仮称)付近までの区間に連絡線を

                          建設する事業です。

                          この整備で、横浜市西武及び神奈川県央部と東京都中心の地域間の速達性が向上し、広域鉄道ネットワークの

                          形成が図られるとともに、横浜駅や既設路線の混雑緩和、乗換回数の減少などによる利便性向上に加え

                          地域の活性化に寄与することが期待されています。

                          

                          相鉄線とJR線の相互乗り入れで、二俣川駅から新宿駅までの所時間は約15分短縮するとされてもいます。

                          相鉄・JR直通線は2015年完成、相鉄・東急直通線はは2019年完成予定で、今回視察した羽沢駅・西谷駅
                    
                          における鉄道事業部分の事業進捗は約40%とのことでした。

                          

                          また、地域が便利になることにより、様々な開発、地域の安全性の低下、緑地の減少等、生活環境が変わる可能性が

                          あることから、新駅からの距離が概ね1キロメートルの範囲を対象に、地域住民の方などによる「羽沢駅周辺地区まち

                          づくり協議会」における地区プランの作成も行われています。

                          ここでは、緑豊かな環境の保全と都市農業の成長と、利便性の向上等、地域目線の様々な観点からの検討がされています。