ケンのブログ

日々の雑感や日記

平成も終わろうとして

2019年02月01日 | 日記
今日、朝ラジオを聴いていた。
女性のDJと男性のシンガーソングライターが
平成の次の元号はどうなるのか
ということに関してあれこれと予想を立てていた
「激動の昭和のあとに平成が
あったわけですよね」と男性のシンガーソングライターが言った。
「それで平成だったわけですよ。
平成は内平らかに外成る
地平らかに天成るで平成ですよね。
元号にどういう意味や願いをこめるかが
大切です」

それを聞いて僕は確かに
平成は平らに成るとどこかで教わったかなと思った。
ちょっと調べてみると
平成の意味は
内平らかに外成る
地平らかに天成るで
国の内外天地ともに平和が達成されるという意味。
と僕が見たサイトに書いてあった。
やはりそういう意味だったのかと思った。
そういえば昨年の天皇誕生日前日の天皇陛下の
お言葉に平成が平和な時代でよかったという
主旨の内容があったかなと思って、ちょっと調べてみた。
すると、昨年の天皇誕生日前日の
会見で天皇陛下は次のように語っておられる。
「平成が戦争のない時代として
終わろうとしていることに心から安堵しています」
陛下は平成が戦争のない時代として終わろうとしていると語った。
戦争のない時代という言い方、奥が深いなと思う。
戦争に対比する言葉って平和だと思う。
戦争と平和というロシアの小説もあるし。
ところでその平和ということばなのだけれど
英語では peace だ。
というかヨーロッパで使われているpeace
の訳語が平和であると言って
差し支えないと思う。
このpeaceという言葉の意味なのだけれど
オックスフォード英英辞典で調べると
次のように出ている。
a situation or a period of time in which
there is no war or violence in a country or an area.
この語義の部分を和訳すると
ある国や地域で戦争あるいは暴力がなかった状況の時あるいは期間
ということになる。
ちょっと訳しにくいので意訳したけれど、、、。
平たく言えばある地域で戦争がないのが平和ということで
天皇陛下が平成は戦争のない時代とおっしゃったのは
平成は平和だったと置き換えて考えても差し支えないと思う。
ただ、平和と言い切ってしまうとそんなに簡単に
平和とも言い切れない部分があるわけで
やはり戦争のない時代というのはかなり考えて
言葉が選ばれているように思う。
やっぱり平成が戦争のない時代だったことに対する
陛下の安堵のお気持ちは深いのだと思う。

ところで僕が子供の頃
年配の人を語るときに
明治 大正 昭和を生き抜いたという言葉が
よく冠せられていた。
僕の場合昭和生まれで
昭和 平成 次の時代となるわけで
やはり三つの元号に渡って生きたことになってしまう。
いままであまり考えたことなかったけれど
やはり次の元号がどんな名前になるかと思うとちょっとどきどきする。
いい名前になることを願っている。