ケンのブログ

日々の雑感や日記

家入レオ 大阪城ホールコンサート プレミアムシンフォニックナイト 2月24日

2019年02月25日 | 音楽
昨日は大阪城ホールに家入レオコンサートを聴きに行った。
大阪城ホールで単独アーチストのコンサートを聴くのは
まだ97年頃に松任谷由実さんのコンサートを聴いていらい
20年以上ぶりでほんとうに久々のことだなと思う。
開演の50分前くらいにホールについたけれど
大阪城公園内のコンビニも列ができていてあめと
お茶を買うのに10分くらいかかり
入場するのにもなんだかんだ言ってたぶん20分ぐらい
ならんで待っていたので入場して着席して
トイレに行って戻ってきたら開演5分前だった。
また城ホールのそとのテントで販売していた
レオさんのグッズはほとんどがもうソールドアウトになっていた。
きっと一時間以上前に来たひとがずいぶん多いのだろうと思う。
開演時刻になるとたとえば非常灯は演出の都合上消えるけれど
非常の場合には点灯するとか、録音、撮影はだめとか
コンサートではお決まりの注意事項のアナウンスがあった。
しばらく聴いているとレオさん本人がこのアナウンスをしていることが
わかる。
コンサートに行って出演者本人のアナウンスを聞いたという経験が
僕はないのでこういうのもレオさんの気遣いかなと思った。
アナウンスの声を聞いていてレオさんは歌声はもちろん
きれいだけれど地声も歌声と同様に
トーンが安定していてきれいだなと思った。
地声のトーンが安定しているというのは
歌手であるないにかかわらずとてもいいことだと思う。
開演前の場内アナウンスが終わったあと会場から
拍手が起こった。
それはレオさん本人がアナウンスをしてくれれば
拍手ということになると思う。
そのアナウンスもちゃんと原稿を読んでいる感じの
アナウンスで僕はそういうところにもなんだか好感をもった。
アナウンスがおわってしばらくして開演。
真っ暗なステージからレオさん登場かと思ったら
いきなりオーボエの音がなりオーケストラのチューニングが
始まった。
そこでシンフォニックプレミアムライブと銘打ってあるのはこういうことか
と初めて納得。
チューニングが終わるとオーケストラは
チェロのトーンを基調に僕たちの未来のメロディを
ゆっくり目のテンポでかなで始めた。
ちょっと記憶があいまいだけれどこのオケの演奏が
ある程度進んだところでレオさんが登場したのだと思う。
レオさんはオーケストラの伴奏で僕たちの未来を
歌い始めたのだけれどゆっくりめのテンポや
オーケストラの伴奏になれないせいか
冒頭の部分の歌唱がほんの少し不安定であるように思った。
しかし、歌が進むにつれてすぐになれてきて
歌がさびにさしかかるところではすっかり
うまい歌唱になっていた。
レオさんはこのオーケストラをバックに
たぶん4、50分歌われた。
コンサートでレオさんの歌を聴いた印象は
録音と同じくらいというか録音よりも
充実して聴こえた。
やはり素晴らしい歌唱だなと思った。
コンサートが始まって4、50分たつと
いったん幕が降りた。
しばらくしてまた幕が上がると
オーケストラは引っ込んで
ベース、ギター、ドラムスを中心とした
ロックバンドがステージに登場していた。
レオさんは衣装を着替えて
また僕たちの未来を歌われた。
僕たちの未来は今日のオープニングのテーマかと思った。
ロックバンドでの演奏はオーケストラとの演奏よりも
テンポが速かった。
僕たちの未来ってさびのところを歌おうと思うと
ハイトーンでかなりパワーがいると思うのだけれど
聴いていてほんとうに力強い歌唱だと思った。
途中で
私は気分屋なのでそのときの気分で好きな歌もかわるのですが
十代の頃の私の歌でもっとも好きな歌というような
トークに続いて
a boyを歌われた。
チョコレートも歌われて
歌が終わったあと
遅めのバレンタインですがお送りしますというようなトークが
あった。
ライブでこの歌を歌われるのは久しぶりとのこと。
レオさんが会場の皆さんに呼び掛ける場面があった。
大阪以外から来た人とレオさんが会場に呼び掛けたとき
相当数の手があがったので
大阪以外と行っても兵庫か京都やろと思っていたら
四国や関東から来た人もずいぶん多いようで
そうなのかと驚いた。
昨日はリハーサルで目一杯やって
帰りにコンビニによってそとのベンチでユンケルを
飲んでいたらファンの親子のかたに声をかけていただいて
なんだかユンケルを飲んでいるって
見られてはいけないところを見られたような気がした。
けれど握手をした
というようなトークが入った。
ユーモアもあるし人間味があって
心あたたまるトークだと思った。
レオさんの歌にあわせて会場から
手拍子が起こる場面が何度かあった。
昨日の演出は音がピアノ、つまり、ちいさくなると
照明も暗くなるというものがあった。
ここで手拍子がやんでまた音楽が
フォルテに向かうときに再び手拍子になるといいのに
と思ったけれどそうはならなかった。
会場でたっている人もいたけれど
いつかサザンのコンサートに行ったときのように
みんなが立つので自分も立たないと
何も見えないという状況ではなかった。
ペンライトはご遠慮くださいと出ていたし
たぶんレオさんの方に立ってむちゃくちゃ盛り上がるよりも
歌をしっかり聴いてほしいという希望があるのかも知れないと思った。
歌は安定してうまいし
レオさんは今はなんかシンガーとしての
自分を大切にしたいときなのかなと思った。
コンサートに行って
ものを表現する仕事ってやっぱりいいなと思った。
いろいろ僕なりに勉強になることも多かったと思う。