ケンのブログ

日々の雑感や日記

卒業してからもう

2019年02月07日 | 日記
立春過ぎて今日も暖かい日になっている。
あるかたに暖かいですねと声をかけていただいて
そういえば暖かいなと思った。
昨日は雨のち晴れで雨がやんでから
暖かくなったりしたのでちょっと
感覚が鈍感になっていたのかもしれない。
ラジオでは明日からまた寒くなるといっている。
こうやって寒暖を繰り返しながらだんだん
本格的に春になっていくのだと思う。
とはいうものの暦の上ではもう立春をすぎて
春。
そういうことをいろいろ意識するようになる。
春と言えば卒業のシーズン。
春と言えば卒業も意識する。
卒業と言えば尾崎豊のそのなも卒業という
歌がある。

歌詞のさびの部分で
夜の校舎窓ガラス壊して回った
と何度も歌われる。
決してほめられた歌詞の内容ではない。
尾崎豊のライブの映像をみると
もう汗まみれになって
ピアノの上に半分よじ登るようにして
半狂乱のように歌っているものもある。
こういうのを見ていると
なんか決してよいものではないのかも
しれないけれどそれでもなにか心が
引かれるなという部分はある。
世の中にはむちゃくちゃだけれど
なにか心を引かれるというものが
きっと一定数あるのだと思う。
もちろん尾崎豊の歌詞のなかに
反抗的な部分と真面目な部分が
共存しているから魅力があるという部分が
大きいのだけれど、、、。

ドリカムの未来予想図Ⅱも歌詞のなかに
卒業という言葉が出てくる。

卒業してからもう三度目の春
あいかわらずそばにある同じ笑顔

ずっと心に描く未来予想図は
ほらおもったとおりに
かなえられてく

歌のシチュエーションは
学校を出てから三年ほど経過して
学生の頃の恋人とまだ続いていて
それで二人の未来を思い描いている
きっとそんな感じなのだと思う。

90年代の中盤に
この歌の歌詞を印刷して
クラスの子に配った女性の
クラス担任が僕が勤めていた予備校にいた。

人の書いた歌詞を印刷して配るなんて
そんなあほな、と思っていた。

心に描く未来予想図は
ほらおもったとおりに
かなえられてく
って
そんなおもったとおりにいかないから
みんな苦労してるんやんと
思っていた。

ただ、未来予想図がおもったとおりにかなえられてくって
現実にはなかなかむずかしくても
せめて歌の中でくらい
思い描いたとおりにかなえられてくという物語が
あったほうがいいとさいきんよく思う。

理想の形が心のなかに
あるのとないのではきっと現実のありかたが
変わってくるのだろうと思う。