僕がすんでいる町の東の隣町にやって来る。
どんぶりとカレーのチェーン店に入る。
その店の出入り口のところで
郵便やさんのような制服を着たおじさんが
お店の女性と話していた。
おじさんは何度も
「ほんならまたね」と言っている
女性は何度もおおきに、まだどうぞと言っている。
なんか、おじさんの方がお店で
油を売っても売り足りなくて
なごりを惜しんで何度も
ほんならまたね と言っている感じ。
おじさんもようやくかえって
女性はお店に戻って行った。
お店に戻る女性の後ろ姿を
追う形で僕はお店に入っていった。
お店に入りレジのカウンター越しに
女性と向き合った。
40代後半くらいの女性だけれど
目がかわいい。
それは制服のおじさんも油を売りたくなるはずだと思った。
しばらくするとおばちゃんがやってきて
携帯の画面を店員の女性に提示した。
「あ、その携帯のクーポンは吉野家さんのです。
ここでは使えません」と店員さんは言った。
「吉野家はどこですか」とおばちゃんは言った。
「そうですねえ、あれは国道沿いですから
歩いたら相当かかります。
駅に近い吉野家は3つ先の駅まで行かんとないと
思います」と店員さんは言った。
その通りだと僕は思った。
おばちゃんはあきらめて帰っていった。
どうも吉野家とSoftBankが提携して
クーポンを提示すれば牛丼並みが
一杯もらえるキャンペーンをやっているようだ。
十分くらいするとさっきのおばちゃんが戻ってきて
「牛丼並みください
やっぱりここで牛丼いただきます」と言った。
それがいいと僕も思った。
僕はカウンターでカレーを注文した。
「60円プラスするとサラダとおつゆがつきますが」と店員さんは言った。
サラダで釣って客単価を60円あげる作戦かと思いつつも
僕はほんならサラダセットでと言った。
「ドレッシングは和風、フレンチ、ごまどれにしましょう」と
店員さんは言った。
「フレンチでお願いします」と僕は言った。
カレーとサラダを用意して
「ドレッシングはごまでしたね」と店員さんは言った。
「いいえフレンチです」と僕は言った。
「すみません、なかなか覚えられないんです」と店員さんは言った。
「別に構いません」と僕は言った。
ここのチェーンのカレーは僕が普通に食べるとルーの方が余る。
今日はルーではなくご飯の方が余った。
まず間違いなくルーのかけ方がこの店舗は
たの店舗より少ないと思った。
別のチェーンでもある店舗だけルーの温度が異様に
高くて舌をやけどしそうになることもある。
同じ系列の店に繰り返し行っていると
いろいろ気づくことがあって勉強になるなと思う。
でも同じ隣の町でも
西隣の町に比べると
東隣の町は総じてのどかだなと思う。
今日はかなり日差しが強くなっている。
こういう日はやはりもう春だなと思う。
どんぶりとカレーのチェーン店に入る。
その店の出入り口のところで
郵便やさんのような制服を着たおじさんが
お店の女性と話していた。
おじさんは何度も
「ほんならまたね」と言っている
女性は何度もおおきに、まだどうぞと言っている。
なんか、おじさんの方がお店で
油を売っても売り足りなくて
なごりを惜しんで何度も
ほんならまたね と言っている感じ。
おじさんもようやくかえって
女性はお店に戻って行った。
お店に戻る女性の後ろ姿を
追う形で僕はお店に入っていった。
お店に入りレジのカウンター越しに
女性と向き合った。
40代後半くらいの女性だけれど
目がかわいい。
それは制服のおじさんも油を売りたくなるはずだと思った。
しばらくするとおばちゃんがやってきて
携帯の画面を店員の女性に提示した。
「あ、その携帯のクーポンは吉野家さんのです。
ここでは使えません」と店員さんは言った。
「吉野家はどこですか」とおばちゃんは言った。
「そうですねえ、あれは国道沿いですから
歩いたら相当かかります。
駅に近い吉野家は3つ先の駅まで行かんとないと
思います」と店員さんは言った。
その通りだと僕は思った。
おばちゃんはあきらめて帰っていった。
どうも吉野家とSoftBankが提携して
クーポンを提示すれば牛丼並みが
一杯もらえるキャンペーンをやっているようだ。
十分くらいするとさっきのおばちゃんが戻ってきて
「牛丼並みください
やっぱりここで牛丼いただきます」と言った。
それがいいと僕も思った。
僕はカウンターでカレーを注文した。
「60円プラスするとサラダとおつゆがつきますが」と店員さんは言った。
サラダで釣って客単価を60円あげる作戦かと思いつつも
僕はほんならサラダセットでと言った。
「ドレッシングは和風、フレンチ、ごまどれにしましょう」と
店員さんは言った。
「フレンチでお願いします」と僕は言った。
カレーとサラダを用意して
「ドレッシングはごまでしたね」と店員さんは言った。
「いいえフレンチです」と僕は言った。
「すみません、なかなか覚えられないんです」と店員さんは言った。
「別に構いません」と僕は言った。
ここのチェーンのカレーは僕が普通に食べるとルーの方が余る。
今日はルーではなくご飯の方が余った。
まず間違いなくルーのかけ方がこの店舗は
たの店舗より少ないと思った。
別のチェーンでもある店舗だけルーの温度が異様に
高くて舌をやけどしそうになることもある。
同じ系列の店に繰り返し行っていると
いろいろ気づくことがあって勉強になるなと思う。
でも同じ隣の町でも
西隣の町に比べると
東隣の町は総じてのどかだなと思う。
今日はかなり日差しが強くなっている。
こういう日はやはりもう春だなと思う。