立春も近くなって

今日は日中の最高気温の予想も昨日より三度ほど
高くて実際に日差しも明るくて
暖かい日になっている。
土曜日なので電車に乗っても
駅を歩いても平日とはちょっと雰囲気がちがう。
なんとなく立春の前の土曜日という気がする。
朝　ラジオから松任谷由実さんの春よ来いが
流れてきて、いやまだ立春まで
二日あるちょっとはやいやん
と感じつつも
ラジオの番組は一週間単位、
来週まで待っていたらちょっと遅いのかと思い直した。
それに今日のように晴天だとなんとなく
春も近いという気分になる。
しかし、この春よ来いという歌
マイナーのコードで出てくるし
結構暗い雰囲気が漂っていうように思う。
愛をくれし君って歌詞に出てくるけど
愛をくれたのは過去の話だし
その君が生きているかどうかもわからないように思う。
いろいろ想像しながら聴ける歌だなと思う。
春になるとキャンディーズの春一番も
思いだすけど中島みゆきさんの春なのにもいいなと思う。
歌詞のなかに
さみしくなるよそれだけですか
向こうで友達呼んでますね
ってちょっとドキッとするなと思う。

今、松屋に入るとその中島みゆきさんの
糸という歌が本人歌唱で流れている。
僕はこの糸という歌が本人が歌ったバージョンが出てこないかと
ネットで探してみたけれどなかなか出てこなくて
いまだに見つけられない。
僕の検索のしかたが下手なのかそもそも
ネットではなかなかでないようになっているのか
それはわからないけれど。
でも、そんなわけで僕にとってみゆきさん本人が
歌った糸は結構貴重なので
流れているとおもわず耳をすましてしまう。
みゆきさんは彼女がときおり見せる
ちょっとふざけたような歌い方をしておられる。
それがまたいいといえばいいなと思う。
さだまさしさんが中島ゆきさんは
ちょっと照れ屋なんですよねと
あるときおっしゃっていたけれど
歌いかたを聴いているとそうなんだろうなと思う。

花嫁の父が歌う糸