ケンのブログ

日々の雑感や日記

八月六日

2019年08月06日 | 日記
朝、ラジオを聞いていたら今日は広島原爆の日だと言っていた。
74回目の原爆の日とのこと。
そうか、もうそんなになるのかと思う。
僕は日付に関する記憶力は割りといい方で
例年8月6日は原爆の日というのは覚えていたのだけれど
今年はなぜか忘れていたというわけではないけど
ラジオで聞いてそうだったのかと思った次第だった。
やはり僕のなかでも原爆の日への
意識がだんだん薄れているのかも知れないと思った。
1990年くらいにイギリスへ旅行にいって
フッシュアンドチップスの店に寄った。
そこでお前日本人かという話になって
そうだというと
日本知ってる、長崎、広島、札幌
とお店のひとが言った。
なんかあのときはそのイギリスのひとの口から
出てくる日本の地名が東京、大阪ではなく
長崎、広島が最初だったことに
しみじみと感動した。
長崎、広島の次に札幌だったのは
札幌は冬季五輪が成功しているし
当時ロンドンで結構サッポロビールの看板が
出ていたことにも関連しているのかもしれないと思った。
しかし、長崎、広島というものを
忘れてはならないのだなと改めて思う。
このところ新聞には長崎、広島の
語り部がだんだん年老いて
担い手が減っているという記事が出ていた。
それも時の流れと思いつつも
やはり長崎、広島というものを
大切にしていくべきなのだろうと思った。
いつか大阪音大の先生が
長崎の鐘は絶対に忘れてはならない
歌ですと言っていたけれど
その通りだなと思う。
この長崎の鐘を作曲したのは
古関ゆうじさん。
この作曲家はもうひとつ八月に縁の深い
高校野球のテーマ曲
栄冠は君に輝くも作曲しておられる。
記念碑的な歌に縁のふかい作曲家だなと思う。

ゴルフの全英オープンで
20才の渋野選手が優勝したとラジオでは言っていた。
日本人女性のメジャー大会制覇は42ねんぶりとのことだった。
20才でスターの座についてしまうなんて
どういう星の人だろうと思ってしまう。
渋野選手のお母さんはやり投げの選手です。
すごいでしょ、なげやりなお母さんちゃいまっせ。
とラジオのパーソナリティは言っていた。
渋野選手はカンニングペーパーをみながら
英語で優勝のスピーチをしました。
ところがあまりうまくいかなくて
つまってしまった。
そこでのリアクションがまたかわいかったそうです。
人間、つまったときに人柄が現れるもんですな
とラジオのパーソナリティは言っていた。
つまったときに人柄が出るというのは
いかにもこのパーソナリティらしい言い方だなと思った。
藤山一郎さんの
長崎の鐘 やはりこの歌に対する
こころの込めかたがこの年代のひとは違うなと思う。