ケンのブログ

日々の雑感や日記

猛烈な残暑

2020年08月30日 | 日記
8月ももう終わりなのに猛烈な残暑。街では日なたを歩けばすいていて余裕で歩けるのになぜかみんな建物の影を歩いている。

みんなが影を歩くからもう建物の影は完全に密状態。コロナだ密だ危ないぞと言っても、もうみんなコロナより先に熱中症が怖いというか、それ以前の問題としてもう暑くてひなたは歩く気力が出ないというのが本当のところと思う。

信号待ちでも、わざわざ後ろの方の建物の影でみんな信号が青になるのを待っている。完全な密状態で。

僕はそれでも暑い中での人混みが嫌いなのでなるべく日なたを歩いている。もちろん帽子はかぶっているけれど。

しかし、これだけ暑いとやはりぼーっとしてしまう。信号が青に変わったので歩き始めると、近くにいたヤンキーのお兄ちゃんが「危ない」と言った。みると信号がかわってもギリギリですり抜けようとする車が左の方から進んできた。僕は歩いていてもその歩行に急ブレーキをかけるのはとても得意。

いつかスーパーマーケットで歩いていて前を歩いている人が急に立ち止まったので僕もそれにぶつからないように急に立ち止まったら、後ろからおじちゃんに追突されたことがある。

歩行者どうしの追突というのも珍しい話だけれど、まあ、僕は歩いていてその歩きに急ブレーキをかけるのは得意。

それで僕が歩行に急ブレーキをかけるとその自動車は歩行者信号が青になっている横断歩道を通り抜けた。

僕の代わりにその「危ない」と言ったお兄ちゃんがその自動車をにらみつけてくれた。

まいどおおきに と背中大きく書いたTシャツを着たそのお兄ちゃんは横断歩道を渡ると友達が待っている反対車線の自動車に乗り込んでいった。

どこへいくのだろう。

ちょっと、立ち食いそばで、天ぷらそばを注文。

立ち食いそばの天ぷらそばは、すぐに天ぷらがふやけて実質的には天かすそばになってしまう。

しかし、慣れればその天かすそばもけっこう美味しい。

やがて僕から見て年増のおばちゃんが入ってきて中華そばを注文。

「暑いなあ。どこも冷房きいてへんわ」とおばちゃん。

おみせのおばちゃんが「冷房はしてるけど、そこ鍋で火使ってる真ん前やからそら暑いわ」と言った。

「いや、ここの店の冷房のことちゃう。どこも冷房きいてへんって言ったんや」と年増のおばちゃん。

僕は今はどこも換気をしながら冷房してるから冷気が直接肌にあたって寒いと感じるのに、やはり歳を取ると寒さの感覚も鈍くなるのだろうか。

まあ、体感温度はひとそれぞれだけれど。

ボコっと床になにか落ちる音がしたので見たらキューピーマヨネーズの容器のようなものが床に落ちている。

年増のおばちゃんが「マヨネーズはいらんで。入れんといて」と言った。

店員のおばちゃんが「これ、マヨネーズちゃう。カラシや」と言った。

見ると確かにマヨネーズよりかなり濃い黄色で確かにカラシだ。

「カラシならええわ、入れといて」と年増のおばちゃんは言った。

今はコロナの時期なのに、下に落としたので別のカラシに取り替えますという事もない。

まあ、このおばちゃんなら安心と店員の方も思ったのかもしれない。

まあ、そういうのも客によって すみませんカラシ取り替えます と言って冷蔵庫から新しいカラシを取り出すというのもありと思うけれど。

まあ、僕もこういう飲食店の様子はいろいろ見てきているので。

いつか、あるお店のカウンターに座っていたら二階の席のお客さんから酎ハイのジョッキに髪の毛がついているというクレームがインターホンで来て、酎ハイは食事を運ぶためのエレベーターで下に降りてきた。

新人の店員さんが、新しい酎ハイをつくろうとすると、その新人の店員さんは「あほ、中身だけ違うジョッキに移して出せ」と先輩に注意されていた。

それを見た日以来、僕は飲食店ででかい顔をして店員の人に接するのは慎もうとしみじみと思った。

しかし、厳しい残暑ではあると思う。