曇り空の一日。案外、肌寒いと感じる。
大阪の緊急事態宣言が延長と新聞に出ている。
またか、とも思う。仕方ないかとも思う。
ただ、延長という事実より、具体的にどのような制限を受けるのかということのほうがむしろ気になるようになってきた。
長引く緊急事態による気持ちの変化だなと思う。
ワクチンに関して、僕が購読している新聞は、基本的にはワクチンの接種が急がれるという論調になっている。
ノーベル賞の山中教授が、ファクターX も新型には効果がうすい というような独特の表現をしておられる。
ファクターXって、ちょっとふざけた言い方のようにも思うけれど、代数で未知数をXと置く発想なんだろうなと、僕の足りない頭で捉えると、それはそれなりに納得がいく。
それが、何であるかはわからないけれど、それはある。という発想だと思う。
あるいは、それが何であるかはわからないけど、それがあることは確かなようだ という発想なのだと思う。
まあ、そういう発想ができるからノーベル賞をとるようなところまでいけるのかな、とたりない頭で想像してみたりする。
神とか霊とかそういう形而上のものも、なんであるかはわからないけれど、あることは確かだと信じるかどうかという問題と捉えることもできると思う。
信じ切っている人には、それがなんであるかわかるということもあるかもしれないけれど。
ちょっと話がそれてしまったけれど、その山中教授もワクチンが決め手というようなことを新聞のコラムに書いておられると、ワクチンに関して心配性な僕でも、うーん、山中教授がおっしゃるのなら、、、と思ってしまう側面がある。
やはり、誰が言っているかというのは大切かなと思う。
できれば、あの人の言うことだったら耳を傾けてみようと思われたらうれしいけれど、そういうこだわりもとっていければいいなとも思う。
人の話に耳を傾けることはもっと大切とも思う。
それもなかなか簡単なことではないけれど。
一日いちにち無事に通りますように、それを第一に願っていきたい。