岐阜の地方紙に載った短歌 俳句より。
“”初回での見立てと指圧に一目惚れ 癖になりそうこの接骨院“”(一般市民の部)
まあね、気持ちのいいことは何事もくせになってしまう。
変なことが癖になるより健全でいいと思うけれど、、、。
“”当たるかな アイスのぼうをまたなめる“”(小学生の部)
いいなあ。デジタルアプリ全盛の時代でも、アイスのぼうを楽しみになめている子もいるのか。
僕が子供の頃は チョコバットという、乾パンの生地にチョコレートをまぶしたようなバットの形のお菓子が駄菓子屋で売っていた。
セロファンでそのお菓子は包んであった。
セロファンをめくって アウトだとはずれ、ヒットを4つ集めればチョコバット一つと交換、ホームランだと1つだけでチョコバットひとつと交換、だったな。
ホームランもいいけれど、ヒットを4つ集めてチョコバット1つと交換するときの充実感はなんとも言えなかった。
くせになるところまではいかなくてよかった。
くせになったらお小遣いがなくなってしまう、、、。
仮面ライダーのカードがもらえるライダースナックというのも流行っていた。カード欲しさにライダースナックをかって、お菓子をどぶにほかす子もいたりして、校長先生がそういうことはしないようにと訓示をしていた。
いまも、アイドルと握手したさにCDを買って、握手するとCDはほかしてしまうひともいるらしい。
大阪のある歌声サロンの先生がそれを嘆いていた。
中島みゆきさんの歌ではないけれど、時代はまわるなと思う。
“”まちきれず ぶとうひとつ つまみ食い“”(小学生の部)
そうね、つまみ食いの味ってこたえられない。
僕は、味付け海苔をよくつまみ食いしたな。
クラスにも、好きな女の子はと問われて 「磯美人」(味付け海苔のブランド)と答えてみんなに受けてた子いたなあ。浜乙女というブランドもあったっけ。
あと、お伊勢さんのおみやげにいただいた、赤福餅
誰もいないときにこっそりふたを開けて、こしあんを箱の隅から指ですくって舐めるの、おいしかった。
赤福餅を、勝手に食べると数が減ってばれるけれど、あんこだけなら比較的ばれにくい。
まあ、バレてたとは思うけれど、、、。
“”さんまかな においでわかるぼくとねこ“”(小学生の部)
そうね、猫はすぐに来るよね。足音なしでね。
猫を追うより皿を引け ということわざあるけれど、あれは本当に賢い処世術だなと思う。
泥棒が来る と言って怒っているよりもしっかり戸締まりするとかね。
“”髪結ぶ 今日より夏の女なり“”(一般市民の部)
なんか、読んでいるとこちらが恥ずかしくなってくる。
大阪でこんな歌 披露したら みんなからツッコミ倒されて生きていけなくなってしまう。
女性はいろいろお直しが楽しめていいなと思う。
いろいろくふうするのはしんどいかもしれないけれど、、、。
男にとって結婚式の前の一週間はあっという間だけれど、女にとって結婚式の前の一週間は7年に匹敵するほど長いと言った人がいた、だれだっけ、ちょっと忘れてしまった。
それは ともかく いちにち いちにち無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。