ケンのブログ

日々の雑感や日記

追いかけてヨコハマ

2022年01月25日 | 日記歌入り
■まん延防止の風景

今日は、日中気温が10度を超えた。(自動車のインジケーターの表示による)

寒い日が続いたので10度を超えるとかなり暖かく感じる。

スーパーの食材売り場に行くと、外気よりも中の空気のほうが冷たかった。

本当に、不自然な状態が続いている。

なるべく早く、コロナというか、こういう不自然な状況が収束することを願っています。

■追いかけてヨコハマ

中島みゆきさんの「追いかけてヨコハマ」をカラオケDAMの音源で歌い、ICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。

聴いていただければ嬉しいです。

歌ってみると、たぶんJポップという範疇の歌なのに、えらい体力のいる歌だなと思います。

音が限りなくずーっとつながっていくようで、とこが切れ目なのかわからなくなってしまいます。

どこが切れ目かわからないので、息の続くところまで続けて、限界に達したところで息を吸うというやり方になってしまいました。

アーティスティックスイミング(シンクロ)の選手の心境です。

それで、この歌をアップするにあたって、ちょっと調べてみたら、こんなエピソードがウィキペディアに紹介してありました。

“”自分が提供した作品(追いかけてヨコハマ)を歌う当時の桜田(淳子)を評して「息継ぎがしづらそうで、こめかみに青筋を立てて歌っていた」と、ラジオや雑誌で発言していた中島(みゆき)だったが、『桜田淳子BOX〜そよ風の天使〜』のブックレットには、「後になって自分のアルバム用に歌ってはじめて、あ、息つぎの箇所を設けておくのを忘れてたわ、と気づきました。桜田さん、ゴメンナサイ。」というコメントを寄せている。“”と。

桜田淳子さんや松田聖子さんなどの時代は、たとえば「松田聖子泣いてるけど涙出てないやん」とか、「松田聖子よりうちらのほうがかわいいと思えへん?」とかアイドルをからかうギャクが流行した時です。

なので、中島みゆきさんも、そういう時代の流れで、つい勢いで「桜田淳子、息継ぎがしんどくて青筋立ててたわ」というノリでしゃべってしまったのだと思います。

もちろん、中島みゆきさんは僕の知り合いではないですが、自分が楽曲提供した人を本気でからかうような人ではないことは会わなくてもわかります。

でも、桜田淳子さんのアルバムのブックレットには「自分で歌ってみて息継ぎがしんどいのが分かった、桜田さんごめんなさい」という主旨のコメントを寄せるとは、みゆきさん えらいと思います。

もちろん、歌がすぐれていることが第一の要件ですが、自分でやってみて人の気持ちがわかる、そして、その気持ちを言葉で表現する、それができるから、みゆきさんは長続きするのだと思います。

まあ、当時のみゆきさんのラジオ時々聴いてましたが、「いやあ、わたし気がついたら、椅子の上であぐらかいてたわ。ラジオでよかった」とか平気で言う人だったので、勢いで桜田さんのことをからかってしまうのもまたわかる気がします。

でも、それを反省して倍にしてフォローするところがすごい。

同じ倍返しでも、すごい人の倍返しは意味が違うなとしみじみと思いました。

でも、桜田淳子さんのアルバムのブックレットにコメントを寄せるというのは、いわば襟を正して行う行為。

襟を正すべきときにちゃんと正せるというのがひとつの品格なのだとも思います。

桜田淳子さんの歌う「追いかけてヨコハマ」も動画で聴いてみましたがこれまたすごい。

当時のアイドルは、山口百恵さんも 森昌子さんも 桜田淳子さんもみんな歌がうまかったなと思います。


↓↓中島みゆきさんの「追いかけてヨコハマ」をDAMの音源で歌ったものです。