ケンのブログ

日々の雑感や日記

阪神大震災 勘違い

2022年01月18日 | 日記
■勘違い

昨日は1月17日。

阪神大震災の日。

新聞の一面にそのニュースが載っていない。

毎年、載っていたのに。

やはり、名古屋では阪神大震災も27年にもなると、新聞の一面には載らないのか?

もう年月が経ったから、関西のローカルニュースになってしまったのか。

それとも、コロナなどの影響でニュースが多すぎて紙面を割けないのか。

いろいろ考えた。

そうしたら今日18日付の新聞には神戸市中央区で灯篭に火をともすひとの姿が載っている。

そうか、新聞はニュースが一日遅れになることを忘れていた。

テレビができて野球がテレビで放映されるようになったらスポーツ新聞がうれなくなるのではないかという懸念が出たという。

ところが、テレビで勝利を知って、翌日も新聞でその余韻に浸りたいという人は案外多くてその心配は杞憂に終わったという話を読んだことがある。

だぶん本当の話と思う。

いまはネットの時代になってどうなったかわからないけれど、、、。

たぶん、つかこうへいさんだったと思うけれど、好きなチームが負けた翌日は日経新聞を買うとどこかに書いておられたような気がする。(記憶違いだったらごめんなさい)

日経はスポーツの扱いが小さいからとのことだった。

■悪気はありません

大阪で軽乗用車を買ったころ、車線変更になれるのが一つのテーマだった。

岐阜は片道一車線の道が多いし、仮に二車線だったとしても大阪ほどの車線争いになることはない。

それで、大阪で今日は車線変更の練習とテーマを決めて運転したことがある。

サイドミラーに頃合いの車が迫ってきたので、よし、この車を対象にして練習しようと思った。

その車が右に車線変更したので、よし、僕もその車の前に出る練習と思ってその車の前に車線変更した。

すると、こんどはその車が左に車線変更した。よし、こんどは僕も左の練習だと思い
その車が、サイドミラーとバックミラーに写っていることを確認しながら左に車線変更した。

そして、前の信号が赤になったので、何気に停車して、信号を待っていたら、僕の車の後ろの方でボコっと音がした。

何かと思って後ろを見ると、僕が車線変更の練習台にした後ろの車を運転していたおじさんが立っている。

ああ、おじさんが僕の車を蹴(け)ったんやな、と思って、なんでやろうと思い、窓を開けておじさんの方を振り返ったら、おじさんが窓のところにやってきて「おまえ、どんだけ人の前ふさいだら気がすむんや?」と言った。


そうか、車線変更の練習という一心で意識を集中していたけれど、後ろのおじさんにとっては単に前方の進路を右、左と二回も妨害されたうえ信号が赤になって止まったんやなと初めて気づいた。

僕がポカーンとした顔で謝ると おじさんは怒っているとも、あきれているとも判断できないような顔つきで自分の車に戻っていった。

いやあ、でも、それは右 左と進路を妨害した挙句、赤信号で止まったら、いやがらせと思われてもっとひどい目にあっても仕方のないところだったなあとあとから振り返って怖くなってきた。

悪気がなかったので逆に気づくのが遅くなってしまった。

また、南の方の繁華街で駐車場から自動車を出すとき、中途半端にバックで歩道にはみ出したら、歩道を歩いていたおばちゃんに、リアウインドを小突かれたこともある。

そういうのは自分がされたこともあるし、他人どうしてそういう車両を蹴ったり小突いたりというのは何回か見かけた。


こちらに来て、そういうのはおかげさまでまだ経験していない。

ただ、なんとなく感覚的に、こちらのほうがスピードを落とせばそれで、すむようなケースでパー とクラクションを鳴らされる頻度が高いような気がする。

クラクションを鳴らす頻度が高いか、蹴ったりする頻度が高いかにもある程度、地域性があるような気がする。(統計を取ったわけではないから、個人の感覚ですけど、、、)

ても、カーッと来るのを我慢する練習をみんなお互いにしなければと、しみじみと思う今日この頃だ。

人生 取り返しのつかないことになったら、遅いし、、、。

「荒々しい言葉を言うな。言われた人は汝に言い返すであろう。怒りを含んだ言葉は苦痛である。報復が汝の身に至るであろう」 ブッダ感興の言葉 岩波文庫より引用。

仏教は報復という教えが基本的にはない宗教と僕は思っているけれど、怒りの言葉には報復があるとなぜか書いてある。

でも、僕の59年余りの人生を振り返ってみるとなるほどそうだなと思うことがある。
気を付けていきたいと思う。

ちなみに他の箇所には「怒らないことによって怒りに打ち勝て」と書いてある。

心にとめておきたいと思う。

アンガーマネジメントと言っていろいろ方法を考えるよりも、このようなシンプルな言葉を心にとめておいた方がいいように僕は思う。