ケンのブログ

日々の雑感や日記

巨人 大鵬 卵焼き 流浪(さすらい)の歌

2022年01月31日 | 日記歌入り
今、新聞に昭和の時代の名力士 藤の川さんの話題がコラムとして連日出ている。

その中に 昭和36年当時の子供が好きなものとして 巨人 大鵬 卵焼き と言われていたという話が出ている。

まあ、そうだったなあと懐かしく思い出す。

大鵬は強いと思っていたけれど、大鵬が引退したのは昭和46年 僕がまだ小学校3年になりたての頃だった。

なので、大鵬の現役時代の相撲はあまり覚えていない。

ただ、祖父といっしょにテレビを見ているとき大関清国が土俵に上がっていて、テレビ画面に5勝1敗というような字幕が出ていた。

それを見て祖父が これは清国は5回勝って1回負けたという意味だと教えてくれた。

それで、僕が祖父に「大鵬は何回くらい勝つの?」 と質問したら

祖父は「大鵬は13勝も 14勝もして優勝するよ」 と答えてくれた。

それをきいて 僕は 13勝 14勝って少ないと思った。

大鵬は強いので100回でも200回でも勝つと思っていたから。

要するに、当時はまだ 小学校に上がる前で、相撲が一場所15回相撲をとるということを知らなかったから、13勝というのは15回のうちの13回と思えなかった。だから、13勝は少ないと感じたのだと思う。

それで、僕は知らなかったのだけれど、巨人 大鵬 卵焼きに対して
大人が好きなものは 大洋 柏戸 ウイスキーと言われていたらしい。

そういえば、僕の周りでも大洋ホエールズが好きな人って、ちょっと変わった人が多かったなと思う。

本当に大洋が好きなのか 受け狙いで大洋のファンと言っているのかわからいような感じの人もいたように思う。

それは 僕が勝手にそう思っていただけかもしれないけれど。

僕が高校生くらいのころ 巨人 大鵬 卵焼きをもじって

江川 ピーマン 北の湖 というのがあった。

これは 巨人 大鵬 卵焼きと逆で子供が嫌いなもの。

江川はジャイアンツに入団するときに、ちょっと法の目をくぐりぬけるようなやり方だったし、北の湖はガチンコに強すぎて、憎らしいと言われていた。

僕も当時は、輪島のファンだったから、北の湖がどれだけ目の上のたんこぶだったか、、、。

でも、今になって振り返ると、江川も北の湖も本当にすごかったなと思い出す。

卵焼きで思い出したけれど、昭和の時代、オムレツ、カレーライス、サンドイッチ、焼きそば、スパゲティ、目玉焼きの頭文字をとってオカーサンヤスメは手抜き料理と呼ばれていたそうだ。

新聞に書いてあった。

新聞は、今ではこのオカーサンヤスメもじゅうぶんにお母さんの味となっているという文脈の展開になっていた。

まあ、確かに、ここに言われている6つの料理は お母さんがさっさと作ってくれたというイメージはある。

僕の祖母はカレーライスを作る日は 今日は洋食 と言っていた。

「おばあちゃん 今日の晩御飯は何?」と僕がきくと祖母は「今日は洋食」と答えていた。

それをきいて 僕は今日はカレーかと思っていた。

後になってカレーはインドで東洋つまり 洋食ではないと知ったけれど、大正元年生まれの祖母にとっては、日本食以外は全部 洋食だったのかもしれない。

なにしろ 一生 ボールという語彙が身につかなくて、野球のボールのことを小さな毬と呼んでいた人だから。

おばあちゃんは 自分のことを わっち と呼んでいたので 「おばあちゃん いつから自分のこと わっち って呼ぶようになったの?」と僕がきいたら
「わっち って 言うようになった時から わっち って言っとるわ」と答えた。

ようするに ものごころついたときには 自分のことを わっち と呼んでいたと言うことで、非常にわかりやすい説明だなとしみじみと思う。

ああ、なつかしいなと感じると同時に、もう祖母とそんな話をしていたころの祖母の年齢に自分が近づいているなと思う。

■流浪(さすらい)の歌

中島みゆきさんの「流浪(さすらい)の歌」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。

聴いていただけるとうれしいです。

カントリーソングとは何かという一般的な定義を僕は知りませんが、この歌はカントリーソングだと思います。

歌詞にも 東の風は長距離バスが乗せてくる とありますから、西部をイメージしてしまいます。

中学生のころ「したくは何もないからただ裸足でドアを開けるだけ 形見になるようなものを拾うのはおよし そんなものは次の街ではただ邪魔になるだけ」という歌詞を見て、中島みゆきさんは本当にスケールの大きい人だなと思っていました。

中学生のころにはなにも感じていませんでしたが、今、「愚痴はあとからきいてあげるから 今は泣かないで」という歌詞を見ると これはやさしさと忍耐の極致だなと思います。

“”あとできいてあげるから 今は 泣かないで “”
とても大切な言葉ではないでしょうか。

あとまで待てなくて、早くしゃべりすぎて墓穴を掘る人もいるわけです。

あるいは聞いてもらう前に泣きわめいて取り返しのつかないことになってしまったり、、、。

あとできいてあげる というのは言う方も忍耐のいることです。

本当はすぐに聞いてあげて相手の機嫌をとったほうが楽かもしれない。

でも、今はそのときではない 今は その時間はないし 余裕もない。

また、あとで しかるべきときにね。

こういう、奥行きが現代の私たちには失われていると思います。

また、待つことでお互いに信頼が生まれるということもあります。

アプリで混み具合を事前にチェックして待たずに済む

そんなキャッチコピーばかり見ているうちに、待つことは損することだ と思い込んでいる人が多いように思います。

待ち時間も工夫次第でいくらでも意味のある時間にすることはできるわけですし、、、。

今の時代、こんなにのびのびとした歌は探してもみつからなくなってしまったなと思います。

この歌をアップするまでに動画サイトを見たら、ちあきなおみさんがこの「流浪のうた」を歌ったものがでてきました。

クセになって何度も聴きたくなってしまうほどうまい。ちゅっとしたこぶしの利かせ方が天才的。
ちあきさん自身が、たぶん流浪の人なので この歌がとてもはまるのではないかと勝手に想像しています。

↓↓中島みゆきさんの「流浪(さすらい)の歌」をDAMの音源で歌ったものです。













文明のゆくえ

2022年01月31日 | 日記
僕は、ガソリンスタンドはほとんどセルフのところに行く。

僕、営業をかけられることが苦手。

セルフなら、自分でガソリンを入れるだけなので、営業をかまされる確率が相対的には低いと思っている。

もう、カードとか勧めてこられるのがとても苦手なので、セルフのガソリンスタンドに行っても、カードの勧誘に会いませんようにと祈りながら給油しているくらいだ。

今日は、セルフのスタンドが混んでいた。

なので、若いスタッフの方が自動車を誘導してくれた。

それで、その誘導に会釈して従った。

そうしたら、僕がセルフで給油しているときに年配のスタッフの方が僕の方に歩み寄ってこられた。

自動会計などのやりかたを教えてくれるのだろうか。

でも、それは、液晶画面などに出てくる文字を読めばわかるし、、、と思いながらもちょっと嫌な予感がした。

年配のスタッフの方は「2円割引にしましょうか?」と言った。
「いいえ、僕は会員ではありませんので、割引はいりません」と僕は言った。
「だから、会員にして割引にするんですよ」とスタッフの方は言った。
正直言って、お前、喧嘩売っとるのかと僕は思った。

喧嘩して、人生取り返しのつかないことになっている人がこのところ続出しているので喧嘩はいけないと思って「だから、僕は会員にはなりません」と言った。

もう、それからは、ひたすら、再び声をかけられないことを祈りながら給油して会計した。

これが、もし、訪問販売だったら、
本来は、会員の勧誘をする目的で近づいてきて、2円割引と目的と異なることを言ったら、端的に言えば、訪問販売法違反になる確率が高いと思う。

2円割引で、30リッター入れても60円安くなるだけだし。


60円くらいなら、ヨーグルトドリンク飲むのを一回我慢すれば挽回できるし、、、。

その60円が大きいという人もいるかもしれないけれど、僕は自動車が軽という時点ですでに節約しているという考え方なので、、、。

本当に、訪問販売法違反に準ずる不当行為として、消費者ホットラインに相談しようかと思ったけれど、一つまちがって逆恨みされてもこわいし、、、。

ガソリンスタンドって事務所でもないし、もう、給油している人に近づいてきて、会員の勧誘という本当の目的と異なることを言ったら、悪徳キャッチセールスか、訪問販売法違反と思われても仕方ないと思う。

以前も家具を買ったとき、販売員の方が、これは現金でお買い求めいただいたら1000円割引しますと言ってくださったのでお言葉に甘えたら、会計の時、いきなり「このQRコードリーダーを読み込んでください」と言われた。

QRコードを読み込んだ瞬間にコカーンと音がして、ラインで友達になっているしくみらしい。(音はコカーンかカキーンか知らんけど)

そんな、あほなと僕は思って、「もう、割引はいりませんので、ラインの友達はお断りします」と言った。

そうしたら販売員の人は「では、伝票を書き換えます」とおっしゃって、たちまち値段が1000円アップになってしまった。

もちろん、僕は、ラインで友達とか、ポイント付与とかそういう面倒に巻き込まれるくらいなら割引はいらないと思っているので1000円アップはいいのだけれど、一度、書面にした値段をまた上げるなんてそんな商売のやり方、長年、商人の街、大阪にいたので、一度も経験したことがない。

本当に、あの時は感じ悪かったなと思う。

それで、このように、ポイントの会員とかそういうのを勧誘してくるときに、一歩間違えば喧嘩になりそうなやり方をしてくる人って、僕の経験則では、圧倒的に年配のスタッフの方が多い。

それも、一度、定年退職して、嘱託で働いておられるような年齢の方が僕の経験則では多いように感じる。


若い人は、今、カードのキャンペーン中ですのでよろしければ、というような感じて言って来られる場合が多いように思う。

それで、断る場合も、若い人は、大丈夫です、と言って断る場合多い。

大丈夫ですって何?と思って過去に調べてみたら、

カードはいりません というと角がたつこともあるので

カードは大丈夫 といえば、カードはなくても大丈夫 という意味で、事実上断りの表現として若い人同士だったら通じるらしい。

たぶん年配の人は、カードの勧誘というのはデジタルアプリで顧客情報を取って、顧客を大資本に囲い込むための方便という意識が低くて、アナログの時代の会員勧誘の意識で、やっておられるので、一つ間違えば喧嘩というような勧誘のしかたになってしまうケースが多いのではないかと個人的に想像している。

本当に、年寄りが若い人から尊敬されない時代と言われている。

例えばガソリンスタンドでも危険物を取り扱う、という職務領域なら、年配の人の長年のカンと経験がものをいうということもあるのかもしれないと想像する。

しかし、デジタル方式での会員の募集という領域になると、年配の人は、アナログ時代の感覚でやってしまって、とんちんかんなことになるのではないだろうか。
とそんなことを考えながら新聞を開くと

脱炭素行動「見える化」という見出しで、個人の二酸化炭素削減量に関してAIやアプリと抱き合わせでデータをとっていこうという話が載っている。

何のことはない、実質的な目的は再生可能エネルギーへの転換を促進するという話だ。

半径、何十メートルもの風車を回せば、乱気流が起きる可能性があると言っていた方が、また、AIで、電力の消費量をデータ化すれば、今に、人間がエアコンの温度設定をするのではなくAIがこのくらいが適正と判断した温度に人間が合わせなければならない時代になるとおっしゃっていた。

それで、新聞に載った、脱炭素「見える化」の模式図を見ると個人が「見える化」の共同事業体に提供するデータとして、エアコンの温度設定変更 という項目が書いてある。

もう、きっと風車の話をしておられた方のおっしゃったとおりになっていく可能性はかなり高いなと思う。

文明というのはそれほど長い間持続するものではなくある予想よると一万年、しかし、この調子だと1000年くらいではないかとの仮の予想が、生命科学の先生の著書に書かれていたけれど、本当に、ここまで来たら、人類はとおからず滅亡すると思っているくらいの方が案外、気が楽になるのではないかと思えてきた。

それはともかく いちにち いちにち 無事でありますように それを第一に願っていきたい。