ケンのブログ

日々の雑感や日記

ロシア ウクライナ侵攻 海よ

2022年02月26日 | 日記歌入り
新聞で天皇誕生日にあたっての陛下の記者会見の言葉の中に次のようなものがあった。

「この度の北京での冬季オリンピックでも選手どうしの心温まる交流を目にしましたが、そのような光景を見ながら、私は、50年前の札幌冬季オリンピックでの、70メートル級スキージャンプで金メダルを取った笠谷幸生選手の健闘をたたえて笠谷選手を肩車した、ノルウェーのインゴルフ・モルク選手の姿を懐かしく思い出しました。

国と国との間では、様々な緊張関係が今も存在しますが、人と人との交流が、国や地域の境界を越えて、お互いを認め合う、平和な世界につながってほしいと願っております。」と。

そうか、天皇陛下と僕も まあ 同じ世代だ。

同じ世代なので天皇陛下も札幌五輪の笠谷選手のことは印象に残っておられるのだと思う。

僕は笠谷選手の金メダルに興奮して、ちょっとした段差の上などからやたら飛び降りたりしていた。

しかし、陛下は、ノルウェーの選手が笠谷選手の健闘をたたえて、肩車したことを覚えておられるという。

それも、陛下の人柄なのだと思う。健闘をたたえるということはいいことだなあと思う。

「国と国との間では、様々な緊張関係が今も存在しますが、人と人との交流が、国や地域の境界を越えて、お互いを認め合う、平和な世界につながってほしいと願っております」

と陛下は言っておられる。

そういえば、ロシアがウクライナに侵攻してもそれで、ショスタコーヴィチやチャイコフスキーの音楽に対する気持ちが変わることはないなと思う。

それは、国と国との緊張関係とは別物だと思う。

ただ、ロシアのウクライナ侵攻のニュースはショックだ。

こういうことに一ミリでも理解を示す必要はないとは思うけれど、もし、なんらかのロシアの側に立った気持ちを想像するとすれば、中国の外相がいっているように
「ウクライナ問題には複雑で特殊な歴史的経緯があり、ロシアの安全の問題における合理的懸念も理解している」ということにつきるとおもう。

読売新聞にはベルギー王立国際関係研究所のビスコップ教授の次のような言葉が載っている。

「(ウクライナ侵攻に関して)欧米にできることは制裁によって侵略行為の代償を高めること、ウクライナに強力な支援を行うことだけだ。

米国や北大西洋条約機構がウクライナに部隊を派遣するという選択肢は除外されている。

直接の関与は大戦争につながるリスクが大きく誰も決断できない」と。

直接の関与は大戦争につながるリスクが大きく誰も決断できない

本当に、大戦争につながることのないように それを切に願いたい。

生まれて初めて ひょっとしたら大戦争か という懸念をもってしまった。

そんなことのないようにそれを切に願いたいと思う。

■海よ
中島みゆきさんの「海よ」をカラオケJOYSOUNDの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。

聴いていただければうれしいです。

中島みゆきさんの「私の声が聞こえますか」というアルバムに収録されている歌です。