ケンのブログ

日々の雑感や日記

東京VICTORY

2022年07月11日 | 日記歌入り
安倍元首相が亡くなられたニュースは事件の翌日に知った。

テレビを持っていなくて スマホでニュースを見ることもあまりない という影響がもろに出たと思う。

しかし、テレビなどで放映された動画はネットで見ることができる。

安倍元首相が倒れられた時の映像も出ている。

約2秒の間隔を置いて二回銃声が聞こえ 二回目の銃声が聞こえた直後に安倍元首相のすがたが画面から消えている。

ちなみに2回目の銃声の瞬間には画面に旗のような覆いがかかって安倍首相のすがたは映っていない。

画面の下に時間が表示されるので測ってみると一発目の銃声が聞こえたときから計算すると約5秒後 二発目の銃声の時から起算すると約3秒後にはもう犯人はSPに取り押さえられている。

銃声が聞こえて 少なくとも5秒以内に犯人を取り押さえる能力を持ったSPがついているのなら もし しかるべき方向に目を光らせていて 犯人を視界にとらえていたら 事件を防げた可能性はかなり高いと思う。

たら れば、を言っても始まらないけれど、しっかりした目の光らせ方をしていたら防げた事件だと思うと残念でならない。

犯人を取り押さえたときのSPの方々の表情は僕には しまった という気持ちがにじみ出ているように見える。

本当に残念なことだと思う。

僕は たとえば駅のホームのベンチで とくにあてもなくボーっとしていたり、官庁街で同じ場所を何度も通ったりと 一見 挙動不審と思われる行動をとってしまう癖があるので過去に私服警官や 制服の警官に 職務質問をされたことが何度かある。

はっきり言って いきなり止められて鞄の中を見られたり 物陰から急に私服で出てきて警察手帳を見せられるのってあまりいい気分ではない。

経験された方ならわかると思う。

なので 僕は街頭などで選挙演説があると 候補者よりもまずSPがどこにいるかを目で追ってしまう癖がある。

僕がいた大阪の選挙区ではつじ●もと き●よみさんという方がいて そのかたはビール瓶などにのって演説されることが多かったので 近くに行こうと思ってもSPが気になっていけなかったことが何度かある。
 
そんな僕からすれば安倍さんの事件を受けて今度は逆に金属探知機を設置するほどの厳戒態勢になってしまったことも残念に感じる。

SPの方は十分に訓練をつんでおられると思うので こういう言い方は失礼とは思うけれど 安倍さんを結果的に守れなかった そして 厳戒態勢をしかなければならない状況を作り出してしまったのは 二重の意味で失態だとは思う。

本当に残念なこと。

コロナで厳しい体制をとりすぎるとコンサートなどでもお客さんがこなくなってしまうのと同じで 街頭演説もあまりきびしく警備をしてしまうと 嫌気がさして人が来なくなる。

本当に日本の社会が本来あるべき姿に落ち着いてほしいものだと心から願う。

■東京VICTORY
サザンオールスターズの「東京VICTORY」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。

聴いていただければ幸いです。

「こんな争いごとや不安に満ちた世の中だけど」という歌詞は今の世相を反映しているように思います。

「あの日のマイホームタウン 二度と戻れぬふるさと」は東北大震災のことでしょうか。

いろんなことを想像させる言葉が歌詞の中にちりばめられています。

力強いメロディラインなので地声のでかい僕はむしろ軽く歌った方がいいと思っていました。

しかし、近くで サンプラザ中野の 「大きな玉ねぎの下で」を熱唱していた人がいたのでつられて思わず力んでしまいました。

人のせいにしてはダメですね。

↓サザンオールスターズの「東京VICTORY」をカラオケDAMの音源で歌いました。




名古屋フィルハーモニー503回演奏会

2022年07月11日 | 日記
7月9日は名古屋フィルハーモニー交響楽団の第503回定期公演を聴きに行った。

関係ないことかもしれないけれど7月9日って朝比奈隆さんの誕生日だったと思う。

会場は愛知県芸術劇場コンサートホール。

指揮は小泉和裕さん

最初に演奏されたのが

オネゲル 交響曲第3番 「典礼風」

生演奏 録音を通じて初めて聴く曲なので あーっと思っているうちに終わってしまった。

第一楽章は 途中で不安や恐怖を乗せて走る機関車のような場面があった。

安倍元首相の事件が頭にある状態で聴いたので 本当に これは不安を乗せた機関車かと思ってそこは聴いていた。

第二楽章 ホルンが出てきたのでチャイコフスキーの5番の第二楽章を想像したけれど ちょっと演奏が進むとその想像は消え去った。

幸福感というか心が落ち着くような場面もあって そんなところでは ラベルの「亡き王女のためのパバーヌ」を心にイメージした場面もあった。

第三楽章
第二楽章同様 不安げなところと 心が洗われるような気がするなと思って聴いたところがあった。


20分の休憩をはさんで次に演奏されたのが
ブラームスの交響曲第3番

第一楽章
冒頭 ちょっと面白い入り方だなあと思ったけれど どんなふうに面白いのかちょっと言葉が浮かばない。
結構 熱演だなと思っているうちに終わってしまった。

第二楽章
木管アンサンブルがきれいだなと思った。

それを聴いていて、ブラームスってこんなに丁寧に心を込めて音を作っていったのかと思うとジーンとくる場面があった。

第三楽章
コントラバスのピチカートが柔らかい感じで心に留まった。

ブラームスってこういう低音のピチカートをここで入れていたのかとしみじみ思った。

家ではラジカセで聴いているのでこういうところにあまり気づかずに終わってしまう。

やっぱり生演奏はいいなと思う。

そういえばピチカートではないけれど ブラームスの交響曲第2番の第一楽章でもコントラバスの奏でる動機がかなり重要な役目をはたしていることを心の中で思い浮かべながら聴いていた。

ブラームスはこういう感じの低音が好きなんだなと思って、、、。

第四楽章
ここもチェロやコントラバス、とりわけコントラバスのピチカートが心に留まった。

熱演だったと思う。

帰りは名古屋駅まで歩こうかと思ったけれど、栄の交差点が雨で水浸し。

これでは靴から水がしみてきてしまうと思って地下鉄で帰った。

コンサートに行けてよかったと思った。