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ケンのブログ

日々の雑感や日記

悲しみは笑いにまさる 精霊流し

2022年07月18日 | 日記歌入り
ここのところ よく雨が降ります。

新聞の天気図を見ると前線が日本列島の南に再び来ているのですね。

実質的に梅雨の雨と変わらないような気がします。

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何気に呉服屋さんをのぞいたら 季節の絵を描いた風呂敷がいくつか飾ってあり

月見の絵などが描いてありました。

二十四節季をみていくと 次は大暑 そしてその次はもう立秋なのですね。

先日までは テルテル坊主や 朝顔 紫陽花を描いた風呂敷を飾っていた呉服屋さんがもうお月見の風呂敷を飾りたくなる気持ちはわかります。

商売は季節を先取りですからね。

しかし、大幅に先取りではなく 少しさきどりというところが奥ゆかしいと思います。

近くの公園でも もう 夜には秋の虫が鳴いています。

大阪の住まいは近くにそういう公園がなかったですが今はあるので そういう季節感はより早く感じることができます。
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■精霊流し
さだまさし さんの 「精霊流し」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。

聴いていただければ幸いです。

「精霊流し(しょうろうながし)とは、主に長崎県や佐賀県で実施されているお盆の行事です。故人の精霊をあの世へ送り出すために、藁や木で作った船にお供え物を乗せて川や海に流します」 (ある葬儀屋さんのサイトより引用)

故人をしみじみと偲ぶということが最近は少なくなったようにも思います。
社会の核家族化がすすんだことや バーチャルの世界が席巻してきてリアルに故人をしのぶという想像力が希薄になってきているような気もします。

お盆などの機会に 故人をしのぶという気持ちは 心のために大切だと思います。

悲しむことが心のためによいこともあると思います。
旧約聖書の伝道の書にこんな言葉があります

「悲しみは笑いにまさる。顔に憂いを持つことによって心はよくなるからである。
賢い者の心は悲しみの家にあり、愚かな者の心は楽しみの家にある」(伝道の書 第7章より引用)

この言葉を読んで 妙に納得がいくという人は僕以外にもきっといらっしゃるような気がします。

こういう言葉の意味を時にはかみしめてみるべきだと思います。

そして そういう感覚は 音楽に例えるならば バッハのロ短調ミサ曲の哀調のある旋律と響きが妙に心にしみるというのにも似ていると思います。


↓さだまさし さんの「精霊流し」をカラオケDAMの音源で歌いました。