7月12日付の読売新聞に「野党多党化に拍車」「二大政党制一層遠のく」と見出しが出ている。
野党の分散化が進んでしまったことを懸念する記事になっている。
特に小選挙区(当選ひとりの選挙区)は野党が多くなって 非自民党の票が分散すれば ますます自民党に有利な展開になることは素人が考えてもわかる。
安倍元首相の事件を 長期政権がもたらした事件 と言ってちょっとした騒動をもたらした野党の大物政治家がいたというニュースもみた。
けれど、自民党の長期政権と事件と因果関係があるのかはともかくとしても 一党に有利な政党の情勢が形成されていくと 本当に民主主義が機能しなくなってしまう懸念はあると思うし それはやはり心配と言えば心配なことだ。
日本の社会は 同調圧力というか ともすれば大政翼賛会的なものを生みやすい土壌があように思うから、、、。
いっそのこと昭和の時代の中選挙区制に戻した方がいいのかもと思ったりする。
あのころも野党は そこそこ多かった。
そして野党の中にも面白い政治家は結構いたように思う。
今の NHK党とか新選組とか そういう党も面白いかもしれないけれど昭和の時代を知っている僕には面白い党というよりもなんだか変な党に思えてしまう。
二大政党制とまでいかなくても もう少し 与党と野党がまともにやりあう政治になるといいなと思う。
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母が、亡くなった安倍さんももちろんお気の毒だけれど 容疑者の方も どこでどう間違ってこうなってしまったのか、報道では(容疑者の方は)賢い高校を出たと言っているのに こんなことになってしまってお気の毒だと思うと言っていた。
本当に容疑者の方の新聞写真を見ると 極悪犯人という感じではなく 賢くておとなしい感じに見えるので やはりどこかでなにか ボタンの掛けちがいがおきてしまったのだと思う。
今の世の中 不条理に対する 自分の気持ちの整理の仕方を意識しておかないと ボタンの掛け違いというのは誰にでも起きてしまうような気がする。
そのようなことにならないことを願って 祈っていきたい。