横綱2代目若乃花の下山勝則さんが亡くなられたとネットのニュースに出ていた。
二代目若乃花が横綱になったころ 輪島 北の湖 三重ノ海 など個性的な横綱が同時期に土俵にいたので どうも 僕にとっては印象がかすんでしまっているイメージがある。
大関までは若三杉というしこ名で 横綱になった機会に 師匠だった初代若乃花のしこ名をついで若乃花になった。
そのとき 相撲をほとんどしらない母が 「杉は伸びる 花は散る だから 若三杉のままの方がいいのに」と言った。
僕は その母のとっさの言葉を聞いて 「なるほど」 と思ったことが印象に残っている。
母はきっと若三杉の甘い感じが好きで 土俵の鬼と言われた初代若乃花のしこ名をつぐことがプレッシャーにならなければと感じたのだと思う。
結果はどうだったかわからないけれど 優勝回数4回などは 素質の割には少なかったかもしれないと思う。
若乃花のしこ名も のちに 若貴ブームで三代目若乃花のほうが有名になり その意味でちょっと二代目若乃花の印象が薄れてしまったような気もするし。
YouTubeで往年の二代目若乃花の取り組みを何番か見た。
柔軟な足腰 深いふところ やはり 横綱まで行った力士は違うなと思った。
北の湖とは同じ昭和28年生まれで 花のニッパチと言われてしのぎをけずった。
二代目若乃花は引退後にテレビのアナウンサーに「北の湖とは花のニッパチとしてしのぎをけずったわけですが 北の湖はいかがでしたか」と問われ
「北の湖さんには足元にも及びません」とたった一言 淡々と答えたときに なんだかこれが二代目若乃花の人柄なのだろうなと思って ジーンときたことがいまだに忘れられない。
ご冥福をお祈りします。
■栞のテーマ
サザンオールスターズの「栞のテーマ」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。
聴いていただければ幸いです。
1981年 僕が19歳の時のリリースです。
「彼女が髪を指で分けただけ それが しびれるしぐさ
心にいつも あなただけを 映しているの
恋は言葉じゃなく 二人だけのストーリー」という言葉で歌詞が始まります。
なんとなく 歌詞を見たとき そうだな と思いました。
↓サザンオールスターズの「栞のテーマ」をカラオケDAMの音源で歌いました。