ケンのブログ

日々の雑感や日記

秋の風景

2019年10月17日 | 日記
牛丼チェーンでカレーを食べていたら
店員の女性が「お客さんおつり」と大きな声でいきなり言った。
一回ドアの外に出た70才くらいの男性が戻ってきて
「領収証はいらんけどおつりはいるわ」と言っておつりを
受け取ってまた出ていった。
本当に今は会計の時カードはありません
レシートはいりません、などお客も
店員のかたに複数のことを伝えなければならないので
ひとつ伝えるとひとつ忘れるというならいで
ついおつりをもらい忘れてしまうこともある。
ややこしい時代になってものだなあと思う。

隣の町の駅のコンコースで3才くらいの男の子が
サングラスをかけて歩いていた。
あんな小さい子がサングラスかけて歩いとるんかと思って
目をこらすと男の子の顔のわりにいやにサングラスがでかい。
男の子の横を歩いていたお母さんの顔を見たら
そのサングラスが妙にマッチしそうな顔のお母さんだった。
なんやあの子、お母さんのサングラスかけとったんかと思った。
そういえば僕もそのくらいの年齢の頃
叔父のかけていたサングラスをときどき
貸してもらってかけてたなあと思い出した。
叔父のかけていたサングラスは光の透過率のかなり
低いものだったのでかけるとかなり視界が暗くなった。
こんなものよく叔父はかけておるなと子供なりに思っていた。
叔父はスポーツマンで当時は角刈りだったので
そのサングラスをかけるとアクション映画の俳優のようで
結構かっこよかったけれど、、、。

朝ラジオを聴いていたらどんな文脈だったか忘れたけれど
パーソナリティが「フランス語は僕も得意です。
コマンタレブー」と言った。
するとアシスタントが「もうあと3つくらいフランス語を
しゃべってください」と言った。
「うーん。出てけえへん」とパーソナリティは言った。
アシスタントはパーソナリティの娘くらいの年齢だと思う。
親子ほど年の離れたアシスタントにいじられるというのも
なかなか芸のうちだなと思う。
朝ラジオを聞くたびに80才過ぎて毎朝8時からの
生放送ってこのパーソナリティ本当にすごいなと思ってしまう。

最近の女性は背が高くなったという話題になったとき
アシスタントの女性が
「私は157だからだめです」と言った。
すると
「これでも私は○○で随一のべっぴんと呼ばれたんや。
157センチがなんぼのもんじゃい。なっ」とパーソナリティが言った。
アシスタントともうひとりもっと若手の女性の
二人が嬉しそうに笑っていた。




十月十六日

2019年10月16日 | 日記
新聞休刊日を一日おいて
今日の朝刊に載った台風の被害の大きさを見て
改めてショックを受けた。
征さんというかたの本を読むと
原発に続き今度は太陽光などの再生可能エネルギー。
太陽光という自然のエネルギーとして紹介されることが
多いが実はこの太陽光パネルが
緑をつぶして設置され、太陽光パネルに反射した
熱が上昇気流を生み地球の温暖化に繋がっている
という意味のことが書いてある。
上昇気流ということは僕は気象に詳しくないけれど
きっと大きな台風が来ることと密接に関係していると思う。
こういう自然破壊ということを食い止めるために
どうすればいいかということ。
征さんの本を読むと
自然破壊反対と言って政治運動的なことを
するよりもひとりひとりが割り箸など使い捨てのものを
なるべく使わないようにするなどの心がけが大切。
という趣旨のことが書いてあったと思う。
本当に僕もそう思う。
ひとりひとりがなるべく無駄なエネルギー資源を
使わないようにすることが環境保護のためには
大切であるような気がする。
そしてそれが台風などの被害を少しでも
少なくするために必要であるように思う。
自分もできる範囲で少しでもそういう努力をしていきたいと思う。

朝ラジオでソチオリンピックのスノーボードで
銅メダルをとった平岡選手がひき逃げでつかまったといっていた。
悪いことが起きたときに悪いことをいうようで
気が引けるけれどなんか平岡選手って
オリンピックでメダルをとった時から
メダリストなのにそのへんの兄貴みたいな感じの人だな
と思っていた。
もちろんそのような第一印象と
今回の事件は因果関係はないと思うけれど。
でも、八王源先生が
「人はいいときにはいいように言ってくれるけど
悪いときにはぼろかすに言われる
まあそんなもんなの」とおっしゃっていたけれど
悪いときにはなんかそういうならいで
僕もついよくないことを思い出してしまう。

飲酒運転をしていて追突事故をおこして
怖くなって逃げたとラジオではいっていた。
それは追突事故をして
被害者にすぐに謝りもせず
怪我の状態を確かめもせずでは
平岡さんには申し訳ないけれど
心象が悪いと思う。
スノボーのような危険をともなう
スポーツをやっておられたらむしろ
そういう危機には敏感であることをつい期待してしまう。
しかし、オリンピックのメダルという栄光が
あると事故をおこしたときもよりいっそう
人にそれが知られることになってしまうんだなと思った。
また、自動車を運転していたら
飲酒がある、ないにかかわらず
常に刑事被告人になる可能性があるんだなということも
改めて思い出した。
常に刑事責任が問われる可能性があるとおもって
覚悟して車に乗っているのとそうでないのとでは
いざ事故が起きたときの対応がどこかで違ってくると
思う。
車に乗るときはそういう可能性に対する
覚悟というか意識を持っていたいものだなと改めて思った。
しかし、いくら覚悟していても
飲酒運転で自分が事故の加害者になったら
ためらわず警察にすぐ電話できるだろうか
ということも思ってしまった。
飲酒していなかったら
きっとすぐに謝って警察にも電話できるような気がするのだけれど、、、。
謝るタイミングは迅速な方がいいということも
今回改めて思った。
警察に捕まってから飲酒で怖くなったでは
やはりタイミングが遅く謝罪しても
相手に受け入れてもらえない可能性が高くなってしまう。
いつでも間違いというのは起こりうるという
気持ちが大切と思ったし
それ以前に間違いを起こさない心がけが大切と思った。
心がけだけではどうにもならない部分は
祈っていくしかないように思う。





十月ももう半ば

2019年10月15日 | 日記
もう十月も半ばかと思う。本当に早いな。
台風が襲来した連休も終わり。
朝、新聞受けのところをみると新聞がない。
そうか今日は新聞はお休みかと気づいた。
念のために昨日の新聞をみると明日は新聞お休みですと
でている。
見逃していたなと思う。
連休のあとに新聞が来なければ休刊日だと大体見当がつくけれど。

昨日まだ雨に濡れた町の歩道を歩いていた。
歩道の縁石に沿ってところどころ小さいベンチのように
50センチくらいの高さのブロックが等間隔に
設置してあった。
小学校低学年の子がそのブロックの上に登って
したに飛び降りた。
すると子供は雨に濡れた歩道に足を滑らせて尻もちをついた。
一瞬あっと思ったけれど本当に単純に
尻もちをついた感じで別に危ないということはなかった。
お母さんはそれを見て
「ああ、最悪。ズボンももうべちょべちょやろ」と言った。
子供はちょっと笑っていた。
「なにやっとるの」と言ってどなりつけるお母さんでなくて
よかったと思った。
金光さんが子供をしかり、しかりして育てるな
しかりながら子供を育てると大きくなって
臆病になるか道楽者になるといっておられる。
僕、あの金光さんの言葉、直感的に本当だな
と思っている。
しかられぐせがつくと親に隠れてこそこそする癖がつき
それが道楽癖になったり臆病な心を形成するであろうことは
なんとなくわかる。
しかし、雨降りの時にすすんでぬかるみのなかに入っていったり
滑る場所でも飛び降りたりするのは大概男の子だなと思う。
人工知能の時代になってもそれは変わらないと思う。

昨日の新聞をみるとプロ野球パリーグは
ソフトバンクホークスがリーグ優勝した
西武ライオンズを二年連続でクライマックスシリーズで
破って日本シリーズ進出を決めたと出ていた。
そのソフトバンクも王さんが監督の頃リーグ優勝しながら
何度もクライマックスで破れて日本シリーズにいけなかった。
そういう意味では長い目で見ればこういうのも
調和がとれているのかもしれない。
しかし、二年連続でリーグ優勝してもシリーズに進出できなかった
西武ライオンズは本当に気の毒だなと思ってしまう。
僕はちょっと3年前そして一昨年と広島カープを応援していて
カープはリーグ優勝しながらやはり2年連続でクライマックスで
破れてシリーズにいけなかった。
本当に個人の感想としてこういうのどうなんだろうと思ってしまう。
まあ、それで観客動員が伸び放映権などから得られる
収入が伸びていればそれでいいのだろうけれど。
まあ、僕はそういうことはあまり調べてないけれど。
でもクライマックスが始まってから
どの年にどのチームが
優勝したのかということに関する記憶がどんどん
うすくなって来ているように思える。



知らなかった

2019年10月13日 | 日記
昨日は夕方に台風が伊豆半島に上陸するという
ニュースを見てよっしゃこれでもう大阪は大丈夫
とひと安心した。
そして今日新聞を見てびっくり。
多摩川が氾濫した写真が新聞に載っている。
多摩川の近くに家族がいることを忘れていた
というか昨日の時点では意識になかった。
伊豆半島の向こうは東京だと知っているはずなのに。
僕はこのようにときどきとんでもない意識の錯誤を
起こすことがある。
そういう錯誤が大きな事故につながりませんようにと思う。

午前中は隣の町の芸術文化センターで催された
お茶会に行った。
このお茶会は市民茶会としての
位置付けも持っているのでご亭主と
正客が身近な知り合いということも多い。
今日の正客はつい先頃まで市民茶会の
会長をされていた方だった。
その方はいつも着物を着ておられるけれど
今日は上はブルーのストライプのブラウス
下はモノトーンで花柄のスカートだった。
ご亭主は正客の方が洋服を着ているのを見て
「あれ、どこのお嬢さんかと思ったわ。
10才若くみえるわ」と言った。
10才若く見えるは余計だと思うけれど
知った仲だとつい出てしまうのかもしれない。
「台風が過ぎるとまだこの季節でも
結構暑いですね。今でもときどき冷房つけます」と正客が言った。
「まあ、ラグビーもやってますしね。
クライマックスも巨人、阪神やしそれはあついですわ。
もう家の殿方はテレビ二台並べて大騒ぎです」と
ご亭主は言った。
本当に大阪の女性はちょっと身内同士だと
すぐに漫才になってしまう。
僕のとなりの女性がこれは永楽ですか
といってしきりに僕に話しかけられたけれど
僕、お茶碗の知識がないのでなかなかピンとこない。
「永楽って狩野永楽ですか」と僕が言うと
「それは狩野永徳でしょう。永楽は姓です」とおっしゃった。
これはまずいことを言った。無知をひけらかしてしまった
と思ったので
「またあとで永楽で調べてみます」と言った。
あとで調べたら永楽は千家と極めて関係の深い
お茶碗を作る職人の家系というようなことが
書いてあった。
それは知らないとちょっと恥ずかしいなと思った。
お花はかぼちゃですとご亭主が言うと
この季節はカボチャがごちそうですととなりの女性が言った。
ええ、カボチャって花もごちそうなんですかと僕が言うと
ごちそうってお花がごちそうという意味ですよと女性がおっしゃった。
そうかこの年までごちそうって食べ物以外にも使うということ
しらなかったと思った。
それで辞書でご馳走を調べると
食事に限らず広い意味でのもてなしという意味のことが書いてある
そうか、しらなかったと思った。
なにげに普段ごちそうさまと言っているけれど
それはもてなしに対するお礼の言葉なんだなと思った。
もっとごちそうさまもこころして言わなければと思った。
僕は外食をしてお勘定をしたあと
ごちそうさまでしたというのが習慣になっているけれど
それはある程度自信をもって続けていい習慣なんだなと思った。

芸術文化センターのとなりのN神社は今日秋祭りで
子供連れでお参りに来ている人がなん組かいた。
こういう収穫の時期のお祭りっていいなと思う。
そういえば僕がすむ地域はもう稲刈りも終わっている。





赤ちゃんが見つめてきた

2019年10月11日 | 日記
今日はちょっとお医者さんの医院に行った。
受付を済ませて待合室をみると
赤ちゃんを抱いたお母さんの横の席しか
空いていないあった。
僕はお母さんに「ここいいですか」というと
お母さんが「はい」と言ったので
そこに座った。
待合室の混雑具合からある程度の
待ち時間があると思ったので僕は
鞄の中から新聞を取り出して読み始めた。
しばらくすると赤ちゃんが隣の椅子から身を乗り出して
新聞を読む僕のことをじっと見つめ始めた。
僕はそのまま見つめられていたけれど
なにか言わないとお母さんが気兼ねだろうと思って
「好奇心旺盛な子ですね」と言った。
お母さんはうなずいて笑った。
そして赤ちゃんを自分の方に引き寄せようとしたので
「別にいいですよ」と僕は言った。
また赤ちゃんは僕のことを見つめ始めた。
「男の子ですか」と僕が言うと
「女の子です」とお母さんは言った。
ちょっと男の子のように見えたけど
女の子かと僕は思った。
しばらくするとその親子が名前を呼ばれ診察室に
消えていった。
診察室からその子の泣き声が聞こえてきた。
なにか注射でも射ったのかもしれない。
診察が終わると親子は支払いを済ませて帰っていった。
でも赤ちゃんに見つめられるってなかなか
気分のいいものだなと思った。