おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

日本一の日本庭園『足立美術館』@島根

2018-03-05 06:27:43 | 旅行
『足立美術館』は、地元出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう)が1970年(昭和45年)、71歳のときに開館した美術館です。
質量ともに日本一として知られる大観の作品は総数130点にのぼり、足立コレクションの柱となっています。大観のほかにも、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵しています。



『足立美術館』のもう一つの特色は、その広大な日本庭園です。庭園は「枯山水庭」「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」など6つに分かれ、面積5万坪に及びます。全康自らが、全国を歩いて庭石や松の木などを捜してきたといいます。



米国の日本庭園専門雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』が行っている日本庭園ランキング(Shiosai Ranking)では、初回の2003年から2016年まで、14年連続で庭園日本一に選出されています。そして2017年も獲得しています。



また、フランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』や『Guide Bleu Japon』にて、それぞれ三つ星(最高評価)を獲得してます。



それでは日本一の日本庭園を観てみましょう。

まずは『生の額絵』、館内の窓がそのまま額縁になっています。



そして『苔庭』、苔を主体とした京風の優雅な庭園です。秋の紅葉が素晴らしい。



こちらは案内する『足立翁』です。



『白砂青松庭』は、横山大観の名作『白砂青松』をイメージして造られた庭園です。



そして『枯山水底』、自然との調和が美しい足立美術館の主庭です。



更に『鶴亀の滝』は、高さ15mの滝口から落ちる壮観な眺めが庭ごしに。滝口から勢いよく流れ落ちる水が、庭園の動きと緊張感を与えます。



『生の掛軸』は、足立美術館の名物で、床の間の壁をくりぬいて、あたかも一幅の山水画が掛かっているかの様に見れます。



『池庭』は、周囲との調和を考え、新しい感覚と伝統的手法を用いて造られた庭園です。



『茶室寿立庵』でも、素晴らしい紅葉が見れました。



『足立美術館』の庭園は日本一と納得できる見事な庭園でした。


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