おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

与那原大綱曳(大綱造り編)@沖縄与那原町

2018-12-21 06:06:07 | 旅行
『与那原大綱曳』は、本島東海岸の与那原(よなばる)町で行われる伝統行事で、沖縄三大大綱曳きの一つ(残る二つは那覇糸満)で、今から四百数十年以上前から伝わると言われる豊年祈願、無病息災、子孫繁栄の行事です。



本来、旧暦6月26日に曳かれていましたが、現在は26日以降の日曜日に行われています。



与那原の最大の神事であり、440年の歴史と伝統を誇る『与那原大綱曳』。中央通りで「大綱作り」は行っています。



与那原の綱は、雄、雌とも各区(13区)で割り当てにて綯われた網(16本)をヤーマにかけ、2本の網を合わせ、1本に編まれた綱 東、西それぞれ4本を中央から折り返し、8本を本体として束ねて作られ、重さが両綱併せて5トン、長さが50間(90m)となっています。

こちらが「東(あがり)」



こちらが「西(いり)」



『大綱曳』は五穀豊穣、子孫繁栄を祈願する神事で、「雨乞い」の意味合いが強く、与那原大綱曳でよく「雨」が降るのも天に通ずるもののようです。


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まちま~い与那原③『昭和博物館』

2018-12-19 06:05:16 | 旅行
2017年4月、国道331号線沿いにオープンした『昭和博物館』。



博物館という名前ですが、気軽に入れる懐かしのスポットです。人生の先輩たちには、思い出の引き出しを開けてもらい、平成生まれの若者には人生経験の引き出しにいれてもらう、ノスタルジックな空間です。

入場は、コーヒーor紅茶付きで、大人500円、小人300円



扉の向こう側には想像を超えるものすごい昭和空間が広がっていました。



まるで映画のセットのような駄菓子屋を再現したコーナー。小さなおもちゃや駄菓子のひとつひとつが懐かしさ全開で襲い掛かってきます。



感涙ものの昭和グッズの数々をご覧あれ



そして蓄音機も、実際音が出て販売もしてました。



鉛筆と鉛筆削り器、懐かしい!



看板ホーロー看板の最高峰といわれる「カルピス看板」もあります。



癒される空間でした。




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まちま~い与那原②『東浜(あがりはま)』

2018-12-17 06:06:42 | 旅行
与那原の『東浜(あがりはま)』へは、県道331号線から『えびす通り』で向います。



『東浜』には、1921年3月6日のちの昭和天皇陛下にあたられる東宮殿下が、初めて沖縄の地「よなばる」にご上陸されたことを記念した「東宮殿下御上陸記念碑」があります。



1921年3月6日(大正10年)東宮殿下はヨーロッパ外遊の途中に、沖縄に立ち寄られました。御召艦香取(おめしかんかとり)の艦長は、沖縄出身の漢那憲和(かんなけんわ)大佐でした。当時の与那原には、仮桟橋が建設されており、御召艦香取が中城湾に入ると、川越沖縄知事らが機動船で香取に到着、殿下たちは内火艇(うちびてい:エンジン付きの小船舶)に移り、途中伝馬船に乗り換え、仮桟橋に到着されました。与那原の仮桟橋には紅白の布がまかれ、与那原町民のみならず、近隣村民、児童生徒らが並び奉迎しました。




その後、東宮殿下は徒歩にて漢那小道(漢那スージー)かや馬場通り、現在のえびす通りを経て与那原駅まで進まれ、軽便与那原鉄道にご乗車されて那覇駅へと向かい、県庁まで人力車でお出かけになられています。記念植樹をされ首里城訪問を終えられると、東宮殿下は再び与那原へ向かい、与那原の海から帰艦されたと記されています。



そして『御殿山(うどぅんやま)親水公園』、2017年3月、東浜水路沿いにオープンし、「やんばる船」が飾られている新しい公園。与那原最大のお祭り「与那原大綱曳まつり」の綱曳が行われる隣にあり、マルシェが出店される場所。水路を利用して「カヤック体験」もできます。



足の洗い場もあり、お手洗いも充実。整備された歩道で気持ち良く散歩ができます。



遠浅の中城湾のエメラルドグリーンの美ら海も楽しめます。 



遠くには知念半島が、良く見ます。



『東浜』は埋め立てられてよく整備されています。(県道77号線)




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まちま~い与那原①(有名な観光地編)

2018-12-14 05:40:05 | 旅行
沖縄県島尻郡与那原町の観光地を歩いてみました。

与那原町は、中城湾に面する天然の良港を有し、沖縄本島東海岸の沿岸交通の要衝、また南部(島尻)と中部(中頭)の両地方を結ぶ東海岸沿いの陸上交通の要衝です。

まずは、『ケイビン鉄道駅舎』

かつて沖縄には鉄道が敷かれており、本土で走るものとくらべて一回り小さい汽車が走っていました。当時は「軽便鉄道」という名で県民の足となり親しまれていました。1914年に開通した軽便鉄道で最初の区間となったのが那覇と与那原間を結ぶ与那原線。



その駅舎が開通100周年となる2014年、与那原町に復元され当時と同様のコンクリート造りの駅舎がお目見えしました。資料館には貴重なレールや当時の写真などが展示され、鉄道ファンにとって目を光らせる名所となっています。



昭和天皇がご乗車された記念碑があります。昭和天皇はここからケイビン鉄道にお乗りになり、那覇へ向かわれました。



展示館の裏手には沖縄戦の被害に遭いながらもその当時の面影が残る「9本の柱」の一部が残っています。駅舎は当時としては珍しいコンクリート造りで、戦火の中でも破壊されること無く形状をとどめています。



この柱は2017年に国の登録記念物として遺産登録されています。またこの柱のある道向いは当時レールが敷かれていて、最近になってその路線跡地に当時のもと思われるレールが掘り起こされ話題となりました。



続いて『与那原親川(うぇーがー・えーがー)』

首里城の東方にある霊地を巡拝する、東御廻い(アガリウマーイ)の行事で訪れる拝所の一つです。浜の御殿(ウドゥン)に天降りした天女が、御子を出産したときに、この湧井(カー)の水を産湯に使ったと伝えられています。



現在、井戸跡には祠が建てられ、親川広場として整備されています。デイゴの古樹に囲まれた親川広場は、与那原町民の団結と憩いの場として親しまれ、与那原の代表的な行事である『与那原大綱曳き』も、ここから始まり、ここで終わります。



広場には『綱曳資料館』があり、与那原大綱曳の資料を見れます。



最後は『御殿山(ウドゥンヤマ)』

御殿山は、首里の御殿(ウドゥン)に納める木材置場に指定されたことからこの名前がついたといわれています。



琉球王国の神女である聞得大君(きこえおおきみ)の御新下り(おあらおり)の際の最初の休憩地として御仮屋が設けられていた場所ともいわれています。現在は町の御願行事や東廻り(アガリウマーイ)の巡礼コースにもなっています。



与那原町は中々歴史の残る街です。


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Road to 与那原 from 那覇 by Bus

2018-12-12 05:47:59 | 旅行
今年の夏、沖縄の三大綱引きの一つである『与那原大曳き』を見に行ってきました。



那覇から与那原へはバスで、30番泡瀬東線、37番那覇新開線、38番志喜線の3系列があります。今回は30番泡瀬東線で牧志駅前から与那原へ向かいました。



30番泡瀬東線のバスは、ひめゆり通り → 与儀大通り → 古波藏通り → 国場通り → 県道329号線を通ります。



約30分ぐらい走り、与那原町に入ってきました。



与那原のT字交差点でバスを降ります。



こちらが与那原の下りのバス停



こちらが与那原の上りのバス停



無事たどり着きました。


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