春先からずっと咲き続けていたサフィニアが、今とても綺麗です。
さすがに花の数は少なくなりましたが、その分一輪の花が大きく、色がとても鮮やかです。
不思議です。寒さによって、美しさが増したような気がします。凛としたものを感じます。
人もこうありたいですね。逆境によって磨きがかかって、強くなったり、優しくなったり。
話は変わります。
永六輔さんの「7円の唄 誰かとどこかで」っていうラジオ番組を聞いたことがありますか?
アルハンブラの想い出http://www.guitarsound.net/elixir/htm/alhamb_r.htmという曲をバックに流しながら、デスナーの投稿した葉書を読む番組です。
この曲が流れてきたら、まだ、葉書の内容を聴かないうちから涙腺がゆるんできます。
その葉書が本になっています。
ちなみに、はがきの値段の変遷は
昭和23年7月10日 2円
26年11月1日 5円
41年7月1日 7円
47年2月1日 10円
51年1月25日 20円
56年1月20日 30円
56年4月1日 40円
平成元年4月1日 41円
6年1月24日 50円
あなたが生まれたころは何円でしたか?
50円っていつまで続くでしょうかね。
話もどしま~す。
この7円の唄に投稿される葉書一枚にいろんな人のうれしいや、かなしいが一杯です。てんこ盛り。その葉書に永六輔さんがコメントをつけます。あさだーめの永さんです。
そこでその永六輔さんの優しい詩を。
好きな言葉(永六輔)
生きているということは 誰かに借りをつくること
生きているということは その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら 誰かに返そう
誰かにそうしてもらったように
誰かにそうしてあげよう
生きてゆくということは 誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを忘れないでいること
めぐり逢い 愛し合い やがて別れの日
その時に悔やまないように 今日を 明日を生きよう
人はひとりでは生きてはいけない
誰もひとりでは歩いてはゆけない
今日の私の小さな幸せ
大好きな「好きな言葉」を御紹介できたこと。