小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

7円の唄

2005-11-18 23:39:18 | 読書

春先からずっと咲き続けていたサフィニアが、今とても綺麗です。

さすがに花の数は少なくなりましたが、その分一輪の花が大きく、色がとても鮮やかです。

不思議です。寒さによって、美しさが増したような気がします。凛としたものを感じます。

人もこうありたいですね。逆境によって磨きがかかって、強くなったり、優しくなったり。

 

話は変わります。

永六輔さんの「7円の唄 誰かとどこかで」っていうラジオ番組を聞いたことがありますか?

 アルハンブラの想い出http://www.guitarsound.net/elixir/htm/alhamb_r.htmという曲をバックに流しながら、デスナーの投稿した葉書を読む番組です。

この曲が流れてきたら、まだ、葉書の内容を聴かないうちから涙腺がゆるんできます。

           

その葉書が本になっています。

ちなみに、はがきの値段の変遷は

昭和23年7月10日  2円

   26年11月1日  5円

   41年7月1日   7円

   47年2月1日   10円

   51年1月25日  20円

   56年1月20日  30円

   56年4月1日   40円

平成元年4月1日    41円

   6年1月24日    50円

あなたが生まれたころは何円でしたか?

50円っていつまで続くでしょうかね。

話もどしま~す。

この7円の唄に投稿される葉書一枚にいろんな人のうれしいや、かなしいが一杯です。てんこ盛り。その葉書に永六輔さんがコメントをつけます。あさだーめの永さんです。

そこでその永六輔さんの優しい詩を。

 

好きな言葉(永六輔)

生きているということは 誰かに借りをつくること

生きているということは その借りを返してゆくこと

誰かに借りたら 誰かに返そう

誰かにそうしてもらったように

誰かにそうしてあげよう

生きてゆくということは 誰かと手をつなぐこと

つないだ手のぬくもりを忘れないでいること

めぐり逢い 愛し合い やがて別れの日

その時に悔やまないように 今日を 明日を生きよう

人はひとりでは生きてはいけない

誰もひとりでは歩いてはゆけない

 

今日の私の小さな幸せ

大好きな「好きな言葉」を御紹介できたこと。

 

 

コメント (8)
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