今日の黄砂のひどかった事。
市内の視界、5キロですって。
山なんて全然見えないんですよ。
なんか、ザラザラした感じ。
そして、もう春本番なのに、なぜか肌寒いんです。
去年の今頃、半袖のTシャツを買ったのに、今年はまだまだ。
雨が降り続いたり、強過ぎる風が吹いたり、黄砂で覆われたりと・・・なんてこったい!!!!!
まあ、愚痴っても仕方がないので今日も元気にいきま~す。
今、私が目指している事。
「聞き上手」
これが、なかなか難しいんですね、私にとっては。
嬉しい事、感動した事があると、
「ねえ、ねえ、聞いて、聞いて~!!!!」
と、一人の胸にしまっておくことができません。
まあ、その一番の犠牲者になっているのは家族なんですが。
子供の頃から、笑っているか泣いているか。
真面目な顔をしていると
「どうしたん?お腹いたいん?」
と必ず聞かれました。
中2の時、クラスメートの男の子に付けられたあだ名が
「単細胞」
ハハハハ・・・・うまい事言うものです。(今ならそう思える)
小学校からずっと、通知表に
「明朗活発」
という文字が消えた事はありませんでした。
裏をかえせば、うるさいと先生は思っていたのでしょうが。
家族に言わせると、トイレの100ワット。余分な明るさらしい。
そんな私が、高齢者とお話するようになって、じっくり聞くということの難しさをつくづく感じました。
聞き上手ってどうしたらなれるのかしら?
おしゃべりな私は真剣に思いました。
そんな時、一冊の本に行き当たりました。
「プロカウンセラーの聞く技術」 東山 紘久著
この本、こういう類にしては、30万部以上売れたそうです。
私と同じように聞き上手になりたいと思う人は多いようですね。
目次だけでも、聞き上手の極意がわかりそうです。
じゃ、聞き上手になりたい人の為に
目次
1・聞き上手は話さない
相手に反論したいときも、話をよく聞いてあげると、相手の意見も自然とおだやかになり、反論しなくてもすむことのほうが多い。
2・真剣に聞けるのは、1時間以内
聞きすぎて、相手のことばかり考えすぎると自分が壊れます。
3・相づちを打つ
4・相づちの種類は豊かに
5・相づちはタイミング
6・避雷針になる
自分にぐちを積極的に落としてもらう。
そして自分の心のなかにためこまず、そのまま地中へと吸収させる。
7・昔の主婦は聞き上手
話を聞き流し、自分サイドに引きつけない(井戸端会議)
8・自分のことは話さない
9・他人のことはできない
10・聞かれたことしか話さない
11・質問には2種類ある
答えられない質問、正答がいくつもある質問こそ、大切な質問。答えられない質問には答えないで相手の心を聞くことが、聞き上手のコツ。
12・情報以外の助言は無効
聞き手は話し手より偉くはないことを自覚しているべき。
13・相手の話に興味をもつ
14・教えるより教えてもらう態度で
15・素直に聞くのが極意
16・聞き上手には上下関係なし
上の立場の人が聞き上手になれば、その効果は抜群。
17・寡黙と「いま・ここ」の感覚
18・嘘はつかない、飾らない(オープンということ)
19・相手の話は相手のこと(わかるが勝ち)
自分の立場を主張するのではなく、相手の気持ちになって、しかも相手と自分を混同しない事。
20・評論家にならない
評論家や正しいことばかりを言う識者とは違い、相手の悪の部分や弱い部分、影の部分も認める。
21・共感とは芝居上手
22・LISTENせよ、ASKするな
23・話し手の波に乗る
24・言い訳しない
25・説明しない
26・話には小道具がいる
27・お茶室は最高の場
28・したくない話ほど前置きが長い
29・聞きだそうとしない
30・秘密の話には羽根がある
31・沈黙と間の効用
いかがでしたか?
人の話を聞くときは恋人が話していると思って聞きなさいって言いますね。
これがなかなか・・・・。
この本のお陰で、母の愚痴だけはしっかり聞いてあげられるようになりました。
あなた自身の心にたまっているものを、まず聞き上手の人にすっかり聞いてもらってください。
そして、あなたのしゃべりたいことをしゃべりつくして、しゃべりたい気持ちを空にしてください。話を聞くのはそれからになります。
ですって。
やっぱり、どっちにしても、私の家族は、フフフ、私の犠牲者だわ。
今日の私の小さな幸せ
蕗をいただきました。
蕗って、本当、美味しいですね。