伊藤左千夫の「野菊の墓」
真に民子は野菊の様な児であった。
民子は全くの田舎風ではあったが、決して粗野ではなかった。
可憐で優しくてそうして品格もあった。
嫌味とか憎気とかいう所は爪の垢ほどもなかった。
どう見ても野菊の風だった。
この小説の中に出てくる「野菊」っていう名前の花はないらしいんですね。
「花おりおり」で民子がほしがった野菊はカントウヨメナか・・・。と書かれています。
上の写真がそのカントウヨメナ(多分)
というのも、ノコンギクとかユウガオギク等、似たようなお花が沢山あるので、私のような素人にはなかなか見分けがつけられないんですね。
これがノコンギク(野紺菊)と思うのですが(多分)。
この「野菊の墓」には、この野菊の他に、ミゾソバやリンドウやソバの花など沢山の野の花がでてくるんですね。
もう一度、秋の夜長、違った視点で再読してみようかと思います。
ところでこの小説は映画やドラマ化され、百恵ちゃんや聖子ちゃんが民子を演じたんでしたね。
今、この役が似合うのは誰でしょう?
桜子ちゃんなんかどうでしょう。
今日の私の小さな幸せ
この春、私のハートをわしづかみにしたニゲラ姫の種を数日前まいたら、芽が出始めました。
やり~。
カージナルスの田口選手、リーグ優勝しましたね。
もう一つ、やり~。