小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

グダグダの種

2007-06-25 22:54:21 | 読書

どこにでも咲いているお花

 

でも、名前は知らない

そんなお花、多いですよね

この花もその一つ
この時期、よく見かけます

「ヒルザキツキミソウ」

原産地は北米から中米
大正時代の終わり位から広まったそうです
昔から咲いてたんじゃないんですね

もう、覚えてくれた?

 

阿川佐和子さんの新刊本が出ました。

「グダグダの種」

2000年から2006年に、いくつかの雑誌に連載されたのを一冊の本にしたもの。

本人、あとがきで

「同じハナシで二度も稼ぐな!」と非難されるかもしれず、まことにごめんなさい・・・・。

 

この本のタイトルになっている「グダグダの種」はそのエッセイの中の一つ。

本文途中から

私は本質的に家にいるのが好きである。
家でグダグダ過ごすのが、大好きである。
あまりグダグダしすぎると、日が暮れる頃になって、「ああ、なんて無為な一日を送ってしまったのか」とおおいに反省するのではあるけれど、反省しつつ、「きっと疲れた身体がグダグダを欲していたのだからしかたなかったのよ」と、私のなかの「真面目ちゃん」を、説き伏せる。

・・・・・

私は「真面目ちゃん」の叱責を耳に受け止めつつ、「真面目ちゃん」に見つからないよう、こっそりグダグダを楽しむ。

 

阿川さんのエッセイは本当に楽しい。
才女なのに、才女ぶらないところがいいですね。
彼女の書いた別のエッセイ本で、ご自分の鼻毛のことを書いていました。
もう笑ってしまいます。


このグダグダも読みながら、私もよく私の「真面目ちゃん」に叱られるわ~みたいな相づちを打ちたくなりました。
常にもう一人の自分を感じますが、そのもう一人を「真面目ちゃん」と表現するところが、面白いですね。

基本的に、エッセイは読んで楽しくなるのがいいですね。

立ち読みでもいいです、お勧めの一冊ですよ。

 

今日の私の小さな幸せ

 

梅雨の中休み?

お洗濯物が、久しぶりにすっきりと乾きました。

コメント (19)
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