立春
でも、寒い
上から、さらにもう一枚着よう!!
さらにきる→衣更着
で、2月は「如月」(きさらぎ)
この時期を見事に歌にしたのが
「早春賦」
♪春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空
春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる胸の思を
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
いや~いい歌ですよね。
特に3番の歌詞。
暦の上では「春」ですよ
とニュースで、立春の日には必ず言います。
立春と聞かなければ、この寒さも冬だから・・・
って思うのに、寝た子を起こすように「春」なんて耳にするものだから、アセアセしてしまいます。
暦の上だけじゃない、本当の春をまちこがれるんですね。
でもね、これがくせものなの。
少し風邪気味だったり、体調が悪かったりして、家の中で、猫のようにこたつで丸くなったりしていると、さ~っと春が来てしまうんです。
春が来た瞬間を見逃して、もう、春の背中をおいかけるはめになってしまいます。
追っかけちゃあダメ!
春も男も。
迎えうたなければ。(うってどうする?)
両手を一杯に広げて、センサーの感度を上げて、くる春を受け止めましょう!!!(花粉症の方はお気の毒です)
上の写真の紅梅よりも、いままさにほころびようとする白梅に愛おしさを感じます。
今日の私の小さな幸せ
きれいな鰆(さわら)が、並び始めました。
以前作った、鰆の茶碗蒸し、作ってみました。
美味しかったですよ。
お試しあれ!