国宝「臼杵石仏」
佐賀関から海岸に沿ってしばらく行くと、臼杵につきます。
昨年11月の「竹宵」のあったところです。
丘陵の壁面に掘りだされた磨崖仏。
4群からなる全60余りの石仏があります。
阿蘇溶結凝灰岩という軟質の石。
永い年月の間に傷みがひどくなりました。
1980年~1994年にかけて、保存修理工事。
ここの石仏の中でも、一番有名なのがこのお顔。
「中尊大日如来像」
ずっと、仏頭が地上に安置されていました。
その仏頭を元の位置に戻すか、このまま安置しておくかという大論争が4年間にわたって沸きおこりました。
その結果、保存して将来に引き継いでいくためには、復位すべきだということに決まりました。
丸顔で伏し目がち。
平安時代後期~鎌倉時代にかけて彫られたのではないかと言われています。
1000年以上たっても、その時に着彩された色は今も色褪せてなくて綺麗です。
日曜日の、佐賀関~臼杵めぐり、これにて終了です。
あ、そうそう、ここ臼杵は、「ふぐ」がとっても美味しいんですよ。
また今度、ゆっくり食べに行く事にします。
って、大体、「また、今度」がついて、実行されることは確率からいっても、低いんですよね。
また、今度、ゆっくりお茶しようね~
とか
また、今度、ゆっくり電話するから~
とか。
本当に実行する気があるときは、ちゃんと日時まで決めないとだめですね。
ふぐも、関さば関あじも、当分、また、今度だわ~。
今日の私の小さな幸せ
お天気がよくて、春が、
「お待たせ!!」
って言いながら、駆け足できたような・・・。