ブルーレースフラワー
梅雨入りしました。
今朝、朝日新聞の天声人語を読んで、うるうるしてしまいました。
先日、ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんのことが書かれていました。
抜粋
快挙は、<全盲の日本人が優勝>と伝えられた。
ニュース価値はそこにあっても、競演の結果に「全盲の」は要らない。
それは奏者の重い個性だけれど、審査上は有利でも不利でもない。
勝者が「たまたま」見えない人だったのだ。
・・・・・・
20年前、ご両親は
「生まれてきてよかったと思ってくれようか」
と悩んだ。
やがて、母が台所で口ずさむ歌をおもちゃの鍵盤で再現し、同じ曲でも演奏家を聴き分けてみせた。
その才をいち早く見抜いたのは親の愛だ。
かって息子は
「一度だけ目が開くならお母さんの顔が見たい」
と口にしたそうだ。
母は今、
「私に生まれてきてくれてありがとう」
と涙する。
「できない」
ではなく、
「できる」
ことを見つめ続けたご褒美。
世界が
「生まれてよかった」
と祝す才能は、どれもそうして開花する。
その伸行さんの才能を見つけだしたお母さんのサイトです。
同じ日の同じ紙面では
「つめかんでいない」
とうそをついたことが許せなかった。
母が虐待。
3歳脳死状態。
親も子もお互いを選べないんですよね~。
選べないからこそ、授かった命は、大事に大事にしなくっちゃいけないと思うのだけど・・・。
今日の私の小さな幸せ
カープが3連勝。
貯金ができました。
それにしても、永川投手には冷や冷やさせられます。