ローズゼラニューム
「天下人の誘惑」
気分が悪くなった景勝の名代をそつなくこなす兼続君。
前田利家のところでも、その教養を十分に発揮します。
「歴史街道」で、童門冬二さんも書いています。
兼続の教養は、凡百の大名たちのおよびもつかないような水準を示していた。
かれは漢詩の達人で藤原せいか(林羅山の師)に伝授を受けてたくさんの詩をつくった。
また、古代中国の有名な詩集『文選』60巻、31冊を、木版を彫らせて復刻し、ひろく出版したことは当時の文化人たちの注目を集めた。
教養もあり、人間味もある兼続が欲しい~欲しい~欲しい!!
と、秀吉のヘッドハンティングがはじまります。
とりあえず城に兼続を呼びます。
そこには幸村が。
(真田が秀吉に人質として差し出したようです)
兼続に、
わしにつかえんか?
大名にするよ!!
断ったら、上杉がどうなってもしらんよ~
と、脅迫まで。
しかし、兼続君は、破顔一笑。
殿下のユーモアと受け流します。
これには、さすがの秀吉も一本取られた状態。
その後、秀吉は、幸村にもプレッシャーをかけます。
それから、初音が出てきて・・・。
ここらへんは、あまり興味がないのでとばします。
だってね~初音と景勝を天秤にかけますかね~。
重みが違い過ぎるでしょ。
それにしても、お涼さんの着物、いいですね。
さすが、ここは都です。
そのお涼さんに先週投げ飛ばされた福島正則。
立派に仕事をこなす兼続に
「おぬしがあるじのようだとみんなが言ってるよ」
と誉めます。
そんな噂を知ってか知らずか。
その景勝を千の利休が訪ねてきて、
兼続を秀吉が欲しがっていると教えます。
目を伏せたまま景勝は
いらぬ詮索は無用でございます
ときっぱりと答えます。
愚直もきわめれば清々しい
と千の利休。
初音がいなくなって、オタオタする兼続。
そんなことを気にしている場合じゃないと三成は注意します。
そうそう、よく言ってくれました。
(でも、三成君、君も初音が好きなのね)
そして、茶会の前夜。
兼続と景勝は、心の内を話しあいます。
そう、話し合うってとっても大事なことなのよね。
思っていても、口に出さないと伝わらないから。
無口な景勝だけど、兼続にだけは、素直に話せるのね。
「兼続、お主の好きにするがよい。何があろうとも責めは俺がおう」
「もし、関白殿下に対して無礼を働きましたら、この首一つでことを収めてください」
「上方衆はおぬしの何をかいかぶっているのかの~」
と、景勝が軽い冗談。
(は~い、わたしもそう思いますよ、景勝さま~)
で、来週の予告、あの人もこの人も泣いていましたね。
視聴率下がってきてますから、ここは泣き落しで視聴率アップ狙ってますね。
ガッテン。
今日の私の小さな幸せ
交流戦、最終日、勝利で締めくくりました。
上出来な交流戦でした。