ナツズイセン
夏に咲き、葉がスイセンに似ているのでこの名が。
でも、スイセンの仲間じゃなくて、彼岸花の仲間。
今日は、窓を開け放して、コヒーを飲みながら新聞を読んでいたら、何か後ろで気配を感じました。
振り返ると、猫が・・・。
まあ、逃げる様子もなく、ゆっくりとモンローウオークしながら、我が家を物色。
最後は、二階までチエック。
でも、動くものを撮るのって難しいですね~。
皆さんのブログで、よく撮れたペットの写真を見せてもらいます。
「動かないで!」
何て言うのかしら?
花の写真は、風さえ吹かなければ、ピント合わせもじっくりできますけどね。
皆さん、上手に撮れるもんですね。
それで、猫を見たら、急に内田百の
「ノラや」
を読みたくなりました。
猫好きの人がこの本を読んだら泣けるでしょうね。
ある日、猫が内田さんちに舞い降りてきます。
ノラ猫だから、「ノラ」という名前を付けます。
ノラや、ノラや・・・と言って、ご夫婦で猫かわいがりします。
でも、そんなノラがある日いなくなります。
内田さんは、その日から、泣き暮らします。
思いつく限りの方法で、ノラを探します。
ある日、ノラが見つかったという連絡が入ります。
ノラがいたと云う。
その電話を受けた家内は電話の前で泣き出した。
泣きながら、
「ノラ、お前はそんな所にいたのか」
と云った。
傍にいる私の耳に猫の鳴き声が電話を伝って聞こえた。
・・・・・
歓天喜地、身の置き所のない思いである。
探して待った甲斐があった。
このうれしさを何にたとえよう。
家内が行った後、電話の前に一人で座って嬉し泣きに泣いた。
涙で両頬が洗った様になった。
しかし泣いても構わない。
涙が出ても構わない。
滅多に経験した事のないうれし涙である。
でも、この猫はノラじゃなかったんですね。
結局、糠喜びに終わってしまいます。
そして、最後に
ノラやノラや、今はお前はどこにいるのだ。
我が家に舞い降りたあの猫は、無事にお家に帰れたかしら?
今日の私の小さな幸せ
日食で有名になった悪石島。
島を訪れてくれる人のために用意していた飲料水の入ったペットボトル。
その日は、あいにくの雨でしたよね。
そこで、飲まれることのなかったペットボトルを、被災地の防府に送ろうと、子供たちが提案。
教頭先生のお話
「日食で全国から来て下さったいろんな方とふれ合うことは、子どもたちにとっていい勉強になった。
その恩返しになれば」。