万葉集に出てくる花の名前
1番は、梅
2番目がこの萩
「ことばの歳時記」で金田一春彦さんは
萩は、花そのものはそれほどに美しいとも思われないが、
雨上がりの時などは露をしっとりと含んだ様子は、
うら若い乙女が涙をいっぱいためてうなだれているような風情がある。
阿久悠さんは
ひんやりとした風の中に、萩の花が小紋のように咲き、波のように揺れるかと思うと花がサラサラとこぼれる。
散るのではなく、こぼれるというのを実感して、若い時はそれを感傷だと知った。
そして今、こぼれるは、人生の秋の痛みに通じる。
萩の花も、観る人の目が感性豊かだと、こんな風に表現してもらえるんですね
ぼ~っと見ていては、な~んも感じない・・・
今日の私の小さな幸せ
台風の影響か、風が吹いています
ときどき、小雨も降っています
少し、涼しくなるかしらね