「悪人」
観てきました!
出会い系で知り合った男女
男が女を殺してしまう
背景も内容も暗くて重い
でも、観終わった後の気分はちっとも悪くない不思議な映画です
顔は可愛いが嫌な女((満島ひかり)
湯布院の高級温泉旅館の馬鹿息子(岡田将生)
彼女と出会い系サイトで知り合った祐一(妻夫木聡)のからみから入ります
ここへんは観ていても、気が重くなるようないや~な空気感が漂います
場面が変わり紳士服の店で働いている光代(深津絵里)が映し出されると、ふ~っと一息つけます
彼女も恋人もいなくてまじめに地味に暮らしている女性
彼女じゃなかったら、この映画重すぎて観るのにエネルギーが必要だったかも
そして、妻夫木君
昨年、爽やか兼続を嫌というほどみてたから、この役は彼じゃない方がって思ったのね
でも、この映画では、完全に妻夫木君のかっこよさを封印してました
かっこよく演じるほうがずっと楽だと思うけどね~
彼が、舞台挨拶で、感極まって泣いたシーンをテレビで観たけど納得です
脇役は、親に捨てられた祐一を母親代わりで育てた祖母(樹木希林)
溺愛していた一人娘を殺された父親(柄本明)
このふたりがまた上手くて泣かされるのよ
最後に祐一がとった行動
なるほど、そう来たか!!
と、観る人を驚かせる
2時間19分があっという間に終わってしまいました
いい映画でした
お勧めですよ~
今日の私の小さな幸せ
今日は、原作も読んでることだし、泣かないぞ~
と思ったけど、やっぱり泣けました