柚月裕子著
「月下のサクラ」
「朽ちないサクラ」の読編
図書館で予約したのが昨年の7月
やっと手元に届きました
人気なんです、柚月裕子!
まあ、読みやすくて一気読みしました
主人公森口泉は機動分析係を志望しますが
実技試験で失敗
しかし、彼女の並外れた記憶力を見抜いた係長黒瀬の強い推薦で無事に配属されます
男社会で女性が頭角を現すのは並大抵なことではない
この大変さは乃南アサさんの
「凍える牙」でも描かれています
特別扱いのことを「スぺカン」と言われ、同僚たちからは受け入れてもらえない
でも、そんなことでは、めげない泉
新しい職場に着いた早々に大事件が起こります
彼女の能力を最大限に生かし事件解決に挑みます
段々と、個性あふれる同僚たちからも認められ協力し合います
この月下のサクラは
他の柚月さんの作品
孤狼の血シリーズ
佐方貞人シリーズ
盤上の向日葵
等のように読んでいてヒリヒリするような重さはありません
だから一気に読めます
次はどうなる?
それから、それから?
みたいな感じで
しかし、柚月さんって、
家族は二の次三の次
仕事一筋で正義に立ち向かう昭和のオヤジを書くのが本当に上手い
しばらく何も考えなくて、本の中に没頭できます
お勧め度、4.5
ちょうど「朽ちないサクラ」読んでるとこよ〜
行き帰りの電車で 寝る前の布団の中で 楽しんでる
寝る前は3分持たないけどね(笑)
こんばんは。
柚月さんの本は、テンポがよくて、読みやすいよね。
私も、寝る前に読んでたけど、悪者を追っかけている夢見たわ。(笑)